相続税対策
生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査(令和3年度)」によると、4人家族の世帯主に万一のことがあった場合の家族の生活資金は5,691万円、前回の調査平成30年度が5,558万円であり、130万円程度上昇しています。
この金額だけで相続税の基礎控除額を超えてしまいますね。つまり一般家庭にとっても相続税の意識が必要不可欠なものとなりました。
もちろん、国民の義務として相続税を負担することは必要なことです。
しかし、少しでも収める税金を少なくしたいと考える人は多いはずです。そのために何らかの対策を講じておくことが大切です。
相続税の負担を軽減するための対策は様々な方法があります。
土地を保有している方であれば、土地の有効活用が考えられますし、企業の経営者であれば自社株式対策などが考えられます。
しかし、実際には何の対策もせず、死を迎えてしまい、遺族が大変な目にあっているケースは少なくありません。
ぜひ相続対策について真剣に考えていただきたいところです。