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今すぐお金を借りるおすすめの方法は?最短当日・低金利で借りたいなら

皆さんは「お金を借りる」と聞いて、どのようなイメージをお持ちになりますか?「お金を借りる」→「借金」→「怖い」と思われる方が多いのではないでしょうか。

「お金を借りること」=「絶対いけないこと」ではありません。大切なのは「お金を借りる目的」と「お金を借りる方法」です。

本サイトが「過去5年間にお金を借りたことがある方200名」に対し行った独自のアンケート結果(後述)では、半数以上の方が「お金を借りることに対して罪悪感を感じた」と回答されています。

アンケート結果_お金を借りることに対して罪悪感を感じた?
感じた116
どちらでもなかった21
感じなかった63

今、必要なお金をどのように借りるのか?

いかに上手に借りるのか?

本コラムでは「今すぐ」「低金利」といったお金を借りるキーワードを主に考慮しながら、あなたにとって最適な「お金を借りる方法」について考えていきます。

目次

失敗せずにお金を借りるには「借入理由」にあった最適な「方法」を選択する

お金を借りる方法は、まさに千差万別。自分の状況や借入理由にあった最適な方法を選択する必要があります。

それぞれの借入方法のメリットやデメリットといった特徴をあらかじめ理解しておき、その方法において「いつ借りることができるのか」「自分は借りることができるのか(審査有無)を的確に判断することが大切です。

以下に主な借入方法の特徴を一覧表でご紹介します。

借入方法
※項目クリックで詳細へ
即日融資の可否一般的な借入までの時間・日数審査実施の有無
\ おすすめ! /
大手消費者金融
最短数分
銀行カードローンほぼ数日程度
目的別ローンほぼ数日程度
キャッシュレス
決済サービスのローン
最短即日
クレジットカードの
キャッシング枠
最短即日
(設定済の場合)

(設定済の場合)
中小消費者金融最短即日
信用金庫数日程度
JAバンク(農協)数日程度
ろうきん(労働金庫)数日~数週間程度
生命保険の契約者貸付最短即日
不動産担保ローン数日~数週間程度
質屋で借りる最短即日
学生ローン最短即日
国の教育ローン20日程度
奨学金制度1~2カ月程度
生活福祉資金貸付制度数日~数週間程度
ビジネスローン最短即日
日本政策金融公庫数日~数週間程度
プロパー融資最短即日~数週間程度
人から借りる最短即日~
(信用力を試される意味)
各方法のメリット・デメリット
借入方法メリットデメリット
大手消費者金融
最短○分などスピードに優れる
手続きが簡単で手軽に利用できる
周囲にバレにくい
総量規制の対象
金利がやや高い
銀行カードローン金利が低め
借入限度額が高め
審査基準が厳しめ
即日融資はほぼ不可能
目的別ローンカードローンより金利が低い
取引内容で優遇を受けることもできる
資金使途を証明する必要がある
追加融資を受けることができない
キャッシュレス決済サービスのローン電子マネーにチャージ可能
スマホから手軽に借入できる
融資限度額が低め
総量規制の対象
クレジットカードのキャッシング枠キャッシング枠設定済ならすぐに借入可能
海外でも借入できる
金利がやや高め
キャッシング枠が設定されていない場合は審査が必要
中小消費者金融柔軟な審査が期待できる
即日融資可能な先も増えている
借入限度額が低め
総量規制の対象
信用金庫他金融機関に比べて低金利
地域密着で相談しやすい
対象地域が限定されていることもある
商品や金額によっては会員資格が必要な場合もある
JAバンク(農協)他金融機関に比べて低金利
商品ラインナップが豊富、用途も幅広い
正組合員・准組合員しか利用できない場合が多い
店舗が無い都道府県もある
ろうきん(労働金庫)非営利団体のため低金利で利用可能
地域密着で相談しやすい
審査基準が厳しめ
融資まで日数が必要
生命保険の契約者貸付低金利で利用可能
審査がなく個人信用情報にも影響なし
解約返戻金のある生命保険契約が必要
返済できなければ保険契約が失効することもある
不動産担保ローン無担保ローンよりも低金利
不動産価格により高額融資が可能
有融資までに日数がかかる
返済できなければ不動産を失う
質屋で借りる審査不要で個人信用情報に影響なし
その場ですぐに借りれる
担保となる品物が必要
返済できなければ品物を失う
学生ローン18,19歳の学生でも利用できる
上限金利が消費者金融に比べやや低め
借入限度額が低め
学生証の提示が必要
国の教育ローン民間金融機関よりも低金利
年収が低めでも利用できる
融資まで日数が必要
原則、連帯保証人が必要
奨学金制度無利子もしくは低金利で利用できる(貸与型)
返済の義務がない(給付型)
卒業後に返済を行う必要がある(貸与型)
条件面が厳しい(給付型)
生活福祉資金貸付制度数収入が少なく生活困窮者でも利用可能
低金利、もしくは無利子で利用可能
手続きが複雑で条件面も厳しめ
借入までに日数が必要
ビジネスローン中小企業、小規模事業主でも利用可能
最短即日で事業資金を調達可能
金利が高め
日本政策金融公庫民間金融機関よりも低金利
様々な制度融資が用意されている
審査基準が厳しめ
借入まで日数が必要
プロパー融資金融機関との関係で好条件の借入可能
金融機関との親交が図れる
保証人・担保を要求されることもある
審査に日数がかかることもある
人から借りる返済方法、金利などが交渉で決定できる
人脈・信用力を生かすことができる
返済不能などで深刻な人間関係悪化を招く
親から借りると贈与税が発生することもある

お金を借りたことがある方に対して、独自のアンケートを実施しました

本サイトでは「過去5年間にお金を借りたことがある方200名」を対象に、独自のアンケートを実施しました。実際に借入した方の生の経験を集計しています。

お金を借りた当時の年齢・性別は?

お金を借りた当時の年齢・性別は?
年代男性女性
20代2825
30代5026
40代2619
50代202
60代以上31

性別では、男性が半数以上を占めていますが、女性もある程度いらっしゃいます。

一方、年齢では男性・女性とも20代・30代の若い世代に占める割合が多くなっています。若い世代はそれだけお金に困ることが多いということでしょう。

お金を借りた当時の職業(勤務形態)は?

お金を借りた当時の職業(勤務形態)は?
職業人数
正社員(大手)30
正社員(中小)88
公務員6
契約社員・派遣社員11
パート・アルバイト24
自営業16
専業主婦(主夫)11
学生8
無職5
その他1

職業(勤務形態)では、正社員(中小)の方が多くを占めています。

契約社員・派遣社員やパート・アルバイトを含めると半数以上になっており、収入が少ないと思われる方がお金に困る実情が伺えます

お金を借りた当時の年収は?

お金を借りた当時の年収は?
年収人数
100万円以下81
100万円台14
200万円台21
300万円台33
400万円台27
500万円台以上24

お金を借りた当時の年収で一番多かったのは「100万円以下」という回答です。

やはり年収が少ないほどお金を借りなければいけない状況に陥ることが多いということでしょう。

お金を借りた時に選んだ借入方法は?

お金を借りた時に選んだ借入方法は?
借入方法人数
大手消費者金融63
中小消費者金融3
キャッシュレス決済系のローン4
クレジットカードキャッシング36
銀行などの預貯金取扱金融機関17
親や家族・親戚に借りた60
友人・知人から借りた14
公的制度融資2
共済組合1
  • 大手消費者金融:プロミス、アコム、アイフル、レイク、SMBCモビットの5社
  • キャッシュレス決済系のローン:LINEポケットマネー、ファミペイローンなど

お金の借入方法では「大手消費者金融」が「63名」と一番多くなっています。

しかし「親や家族・親戚に借りた」「友人・知人から借りた」方の合計は74名で、「人から借りた」と回答された方の割合が一番多い結果です。信用できる方から借入できる方も意外と多いことが分かりました。

前述の「職業(勤務形態)」で「無職」と回答された方はすべて「親や家族・親戚に借りた」と回答されています。「無職」ではやはり金融機関からの借入が難しいことが分かります。

一方「専業主婦(主夫)」と回答された方の中には「銀行などの預貯金取扱金融機関」を利用した方もいました。専業主婦(主夫)であっても金融機関の利用が不可能でないことも分かります。

お金を借りた目的は?

お金を借りた目的は?
借入目的人数
生活費67
趣味/娯楽/旅行49
教育費/学費9
医療費14
住宅ローン8
冠婚葬祭15
引越し/リフォーム11
ギャンブル7
他社借入の返済2
その他18

「借入目的」で一番多いのは「生活費」。「医療費」や「冠婚葬祭」などを含めて、どうしてもお金を借りなければいけない理由で借りるという方が多いのが分かります。

気になるのは「ギャンブル」「他社借入への返済」と回答された方もいたこと。このような目的での借入はなるべく避けたいものです。

ちなみに「ギャンブル」と回答された7名のうち、3名は「正社員(大手)」の方でした。ある程度収入がある方も、ギャンブル目的でお金を借りているようです。

借入の際に重視したポイントは?

借入の際に重視したポイントは?
重視したこと人数
借入までのスピード79
手続きの簡単さ36
金利の低さ17
安心感・知名度52
バレにくさ5
保証人不要11

「重視した項目」で一番多いのが「借入までのスピード」です。必要な時までに借りることができなければ意味がありませんので、賢明な考えかもしれません。「借入までのスピード」を重視された方79名のうち、半数近くの37名が借入先として「大手消費者金融」を選択しているのも、ある意味賢明かもしれません。

一方、「安心感・知名度」と回答された方52名のうち、半数以上の31名は「親や家族・親戚に借りた」と回答されています。「安心感」を求めて「人から借りた」という方が多いのでしょう。

借入までにかかった時間は?

借入までにかかった時間は?
かかった時間人数
30分以内51
1時間以内 34
当日中59
3日以内34
1週間以内11
1週間以上11

「借入までにかかった時間」では「当日中」、ついで「30分以内」と回答された方が多くなっています。「1時間以内」を含めてその日のうちに借りることができた方が多いのが分かります。

「30分以内」と回答された方51名では、「親や家族・親戚に借りた」「友人・知人から借りた」方の合計が30名と多くを占めています。人から借りる場合でも素早い借入が可能であることも分かります。

一方「1週間以上」と回答された方11名のうち「銀行などの預貯金取扱金融機関」から借入した方は7名でした。「銀行などの預貯金取扱金融機関」からの借入は日数がかかる可能性があることも想像できます。

いくら借入しましたか?

いくら借入しましたか?
借りた金額人数
10万円未満67
10万円以上~30万円未満63
30万円以上~50万円未満 30
50万円以上~100万円未満15
100万円以上25

「借りた金額」では「10万円未満」が一番多く、次いで「10万円以上~30万円未満」と、少額融資を利用された方が半数以上となりました。30万円未満の少額を借りることで、ひとまず事足りるという方が多いのでしょう。

両者合計130名の「借入方法」としては「大手消費者金融」「中小消費者金融」の合計が39名、「クレジットカードキャッシング」が27名と、その他の方法を含めてまんべんなく利用しているようです。

一方、「100万円以上」借りたという方のうち「「親や家族・親戚に借りた」「友人・知人から借りた」方の合計は6名と「安心感」や「スピード」の結果と比べると低めとなっています。100万円以上を人から借りることが難しいことも想像できます。

大手消費者金融は「素早い」「手軽」「バレない」を希望するなら一番おすすめ

大手消費者金融は「素早い」「手軽」「バレない」を希望するなら一番おすすめ
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消費者金融
※項目クリックで詳細へ
金利(実質年率)借入限度額簡易審査融資時間在籍確認無利息期間WEB完結対象年齢登録番号日本貸金業協会会員番号
プロミス4.5%~17.8%最大500万円1秒パパっと診断※1最短3分※2原則電話連絡なし※3最大30日間18歳~74歳(※4)関東財務局長(14)第00615号第000001号
SMBCモビット3.0%~18.0%最大800万円簡易審査10秒※5最短15分※6原則電話連絡なし20歳~74歳近畿財務局長(14)第00209号第001377号
レイク4.5%~18.0%最大500万円1秒診断最短25分※7原則電話連絡なし全額最大60日間(WEB申込限定)/5万円まで最大180日間20歳~70歳関東財務局長(11) 第01024号第000003号
アイフル3.0%~18.0%最大800万円※81秒診断最短18分※9原則電話連絡なし最大30日間20歳~69歳近畿財務局長(14)第00218号第002228号
アコム3.0%~18.0%最大800万円3秒スピード診断最短20分※10原則電話連絡なし最大30日間20歳以上関東財務局長(14)第00022号第000002号
注釈

※1 事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。
※2 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3 審査の結果によっては電話による在籍確認が必要となる場合がございます。
※4 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)の方、収入が年金のみの方はお申込できません。
※5 別途、本審査がございます。
※6 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※7 Web申込で最短25分融資も可能
   21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
※8 ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です
※9 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※10 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

大手消費者金融はこのような場合におすすめ
  • とにかくすぐに借りたい
  • 手軽に、簡単に借りたい
  • 同僚や家族にバレずに借りたい

お金を借りる方法として、まずおすすめしたいのが「大手消費者金融」で借りる方法です。

大手消費者金融は、審査・融資のスピード、利便性、無利息サービスといったお金を借りる上で多くのメリットがあります。

審査・融資のスピードに優れる

大手消費者金融一番のメリットが「スピード」です。各社とも「最短○○分融資」を宣伝しており、「最短即日融資」といったように、急ぎの場合でも十分対応することができます。

申込手続きもそれほど複雑でなく、意外なほど簡単に、手軽に利用できるようになっています。

利便性に優れる

大手消費者金融では、WEB完結に対応しています。PCだけでなくスマホからも、申込から契約、借入まで来店不要で手続きできるようになっています。

借入方法もカードを利用したATMからの現金借入だけでなく、口座への振込融資、スマホATMを利用してコンビニATMからの現金引き出し(カードレス取引)などが用意されています。

無利息サービスに優れる

大手消費者金融5社のうち4社は「無利息サービス」が用意されています。初めての利用時には、決められた無利息期間内であれば利息負担なく借入できます。

無利息期間内に完済できなくても、一定期間の利息が無しになることで、利息負担は確実に少なくなります。

周囲にバレにくい

大手消費者金融は各社とも、在籍確認の電話を「原則、実施しない」としています。申込内容に問題なければ基本的に勤務先に在籍確認が入りませんので、同僚に消費者金融の利用がばれにくくなっています。

また大手消費者金融では、「基本的に郵送物なし」の取扱も実施されています。電子契約により、契約書が自宅に発送されることがありません。また借入カードは「自動契約機」で受け取ることもできますので、家族へ消費者金融の利用がばれるリスクが低くなっています。

【プロミス】業界最速融資で急ぎの方におすすめ

プロミス
金利(実質年利)4.5%~17.8%
借入限度額1万円~500万円
審査時間最短3分(※1)
融資までのスピード最短3分(※1)
在籍確認原則、電話連絡なし(※2)
無利息サービス初回利用日の翌日から30日間
WEB完結
対象年齢18歳~74歳(※3)
登録番号関東財務局長(14)第00615号
日本貸金業協会会員番号第000001号
おすすめポイント
  • 最短3分融資(※1)でとにかくすぐに借りたい方におすすめ
  • 無利息サービス適用が「初回利用日」の翌日からで、初めて消費者金融を利用する方にもおすすめ
  • 最上限金利が他大手消費者金融の中でも若干低く、利息負担が少ない

当サイトが大手消費者金融の中で最もおすすめするのが「プロミス」です。「プロミス」はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が提供する消費者金融サービスで、他の大手先と比べても魅力あるサービス内容となっています。

最短3分融資(※1)でスピードに優れる

融資までのスピードは「最短3分(※1)」を宣伝しています。「3分」という時間は、申込内容をPCやスマホで打ち込む時間よりも短く、まさに驚異的なスピードです。

さすがに実際の場面では「最短3分」で融資まで利用できるのは、あまり現実的ではないように感じますが、公式ホームページでも大々的に宣伝していることから、スピードに対して他社の追随を許さない姿勢が伺えます。

無利息サービス適用は「初回利用日の翌日から」

他社の無利息サービスのほとんどが「初回契約日の翌日から」となっているのに対し、プロミスでは「初回利用日の翌日から」となっています。契約だけ済ませておき、実際の利用(借入)が後日になったとしても、無利息期間を無駄にする心配がありません。

お金を借りたいと考える方の中には「借入は後日でもいいけど、とにかく契約だけは済ませておきたい」という方もおられるでしょう。そのようなはじめて消費者金融を利用するという方にとっても、プロミスはおすすめです。

最上限金利は「実質年利17.8%」

プロミスの最上限金利は「実質年利17.8%」で、大手他社の「実質年利18.0%」より若干低めになっています。消費者金融では、はじめての利用者にほぼ「最上限金利」が適用されるのですが、プロミスであれば若干低めで契約できることになります。

わずか「0.2%」の差ですが、今後繰り返し利用することもあるかもしれません。この「0.2%」の差が大きな利息額の違いとなって身に染みることでしょう。

最短10秒で振込対応な金融機関が多い

プロミス公式ホームページの「金融機関別振込実施時間検索」で確認すると分かるのですが、プロミスでは「最短10秒振込対応」可能な金融機関が豊富にあります。原則24時間365日、土日でも対応している金融機関がメガバンクやネット銀行だけでなく、地方銀行や信用金庫といった金融機関でも豊富に対応しています。

振込融資を利用したいと思われる方は、すぐに振込結果が反映される先が多いことで、安心感も覚えるはずです。

Vポイントサービスにお得感がある

「毎月の返済で利息200円ごとに1ポイント」「毎月プロミスアプリにログインで10ポイント」といった「Vポイント」に関係するサービスも魅力です。

貯まったVポイントは買い物に利用できる他、返済にも充当できることで、お金を借りているのに「お得感」を覚えるはずです。

アプリローンが便利、スマホATMでカードレス取引に対応

プロミスのアプリローンでは、スマホ1台で申込から借入、返済まで利用できます。セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMに対応したスマホATM取引でカードレス取引でも利用でき、外出中の急なお金の不足でも安心です。

対象年齢は「18歳から」

消費者金融の利用可能年齢では、成人年齢が18歳に引き下げられた以後も、多くの先では「20歳」からに据え置かれています。

その理由はいくつかありますが、プロミスでは「18歳~」利用可能であり、安定した収入があれば、高校を卒業した18歳、19歳でも利用できるようになっています。

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 審査の結果によっては電話による在籍確認が必要となる場合がございます。
※3 高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)の方、収入が年金のみの方はお申込できません。

【SMBCモビット】WEB完結でスピーディーな融資が可能

SMBCモビット
金利(実質年利)3.0%~18.0%
借入限度額1万円~800万円
審査時間最短15分(※)
融資までのスピード最短15分(※)
在籍確認原則、電話連絡なし
無利息サービス×
WEB完結
対象年齢20歳~74歳
登録番号近畿財務局長(14)第00209号
日本貸金業協会会員番号第001377号
おすすめポイント
  • WEB完結で申込しやすい
  • 最短15分融資(※)可能でスピードに優れる
  • 返済にVポイントを利用できる

三井住友カード株式会社が提供する消費者金融ブランド「SMBCモビット」も、「最短10秒で簡易審査結果表示」「申込から最短15分で融資完了(※)」「審査完了後、最短3分で振込」とスピードに優れたサービスです。

SMBCモビットのWEB完結には、これまで「指定金融機関口座保有」「組合健康保険加入」といった条件を満たす必要がありましたが、現在ではこれらの条件が撤廃されています。基本的にインターネットから申し込むことでWEB完結対応が可能になったことから、さらに申込しやすい内容となりました。一定の条件を満たすことで「郵送物無し」の取扱も可能ですので、家族に利用がバレるリスクを抑えることもできます

プロミスと同様に、「Vポイント」関連のサービスも魅力の一つ。返済分のうち利息分200円でVポイント1ポイントが付与され、貯まったVポイントは、会員専用サービス「Myモビ」からVポイント1ポイント=1円相当として返済でも利用可能です。これらのサービスを定期的に利用すれば、お金を借りているのにお得感を覚えることができるでしょう。

スマホATM取引でも、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMの両方に対応しています。スマホから申込、契約、借入まで完結でき、スマホ関連サービスが充実している点もSMBCモビットの大きな魅力です。他大手先と比べると「無利息サービス」が無いのが残念ですが、総合的なサービス内容から、はじめての利用者でもおすすめの消費者金融です。

※ 申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

【レイク】選べる無利息サービスが特徴でスピードにも優れる

レイク
金利(実質年利)4.5%~18.0%
借入限度額1万円~500万円
審査時間WEBで最短25分
融資までのスピードWEBで最短25分
在籍確認原則、電話連絡なし
無利息サービス・全額最大60日間(WEB申込限定)
・5万円まで最大180日間
WEB完結
対象年齢20歳~70歳
登録番号関東財務局長(11) 第01024号
日本貸金業協会会員番号第000003号
おすすめポイント
  • 選べる無利息サービス
  • WEBで最短25分融資が可能とスピードに優れる
  • セブン銀行ATMでカードレス取引可能

新生フィナンシャルグループの「レイク」は、他大手消費者金融と比べた場合、無利息サービスに一番の特徴があります。はじめてレイクを利用される方であれば、以下の無利息サービスが適用されます。

  • 初回契約日の翌日から「全額」60日間無利息(WEB申込限定)
  • 初回契約日の翌日から「借入額のうち5万円」180日間無利息
  • 契約額(極度額)が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能

内容を見てみると「契約金額200万円」以下であれば、いずれにしても他大手消費者金融の「30日」よりも長い無利息期間で利用できます。

「100万円程度借りたいので60日間無利息」「3万円程度で十分なので180日間無利息」という感じで使い分けもできるでしょう。どの無利息サービスがお得になるのかは、公式ホームページの「無利息診断」で簡単に調べることができます。

「申込後、最短15秒で審査結果表示」「WEBで最短25分融資も可能」とスピードに関する宣伝文句からは、スピードに対する自信を伺うことができます。「最短15秒」はおそらく簡易審査的な内容と思われますが、いずれにしても急いでいる方でも、レイクはおすすめできます。

スマホATM取引は、セブン銀行ATMに対応しています。セブンイレブンは店舗網にも優れ、少し探せば見つけることができます。ローソン銀行ATMに非対応な点も、それほど不便さを感じることはないでしょう。

【アイフル】対応が素早くて独自サービスにも特徴あり

アイフル
金利(実質年利)3.0%~18.0%
借入限度額1万円~800万円(※2)
審査時間最短18分(※1)
融資までのスピード最短18分(※1)
在籍確認原則、電話連絡なし
無利息サービス初回契約日の翌日から30日間
WEB完結
対象年齢20歳~69歳
登録番号近畿財務局長(14)第00218号
日本貸金業協会会員番号第002228号
おすすめポイント
  • 最短18分融資(※1)が可能
  • 銀行グループ傘下に入らない独立系消費者金融
  • アプリの使いやすさやオペレーターの対応が高評価を得ている

大手消費者金融の中で、唯一銀行グループ傘下に属していない「アイフル」は、「独立系消費者金融」とも呼ばれています。顧客サービス内容にはいくつかの独自性を伺うことができ、また審査システムでも独自性が働いていることが予想されます。

特にアイフルの「本人確認方法」は、その独自性を示すものとして評価できるでしょう。アイフルでは、以下のいずれかの方法で本人確認手続きを行っています。

  • スマホでかんたん本人確認
  • 銀行口座で本人確認

このうち後者は本人確認済の銀行口座からの口座振替による返済を前提として登録を受けるもので、あまり他社では見かけないサービスとなっています。

独自サービスが注目のアイフルですが、それ以外、特にスピード面では「最短18分融資が可能(※1)」を宣伝しており、このあたりも他社に引けを取るものではありません。スマホアプリからの申込、利用状況確認などスマホ関連サービスも問題なし。スマホATM取引もセブン銀行ATM、ローソン銀行ATM両方に対応しています。

口コミ情報などではオペレーターの対応がよいとの評判も多くみかけます。不明点を相談する際でも、このような情報が多いことは安心感につながります。初めて消費者金融を利用されるという方にもおすすめです。

※1 お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
※2 ご利用限度額50万円超、または他社を含めた借り入れ金額が100万円超の場合は源泉徴収票など収入を証明するものが必要です

【アコム】審査通過率が高く対応が早いため安心して申込できる

アコム
金利(実質年利)3.0%~18.0%
借入限度額1万円~800万円
審査時間最短20分(※)
融資までのスピード最短20分(※)
在籍確認原則、電話連絡なし
無利息サービス初回契約日の翌日から30日間
WEB完結
対象年齢20歳以上
登録番号関東財務局長(14)第00022号
日本貸金業協会会員番号第000002号
おすすめポイント
  • 最短20分融資(※)が可能で急ぎに対応できる
  • 審査通過率が平均して高い傾向
  • MasterCard®のクレジットカードも発行可能

三菱UFJフィナンシャルグループの「アコム」も「最短20分融資が可能(※)」とスピードに優れています。他社との競合から年々スピードアップが図られており、今後さらにアップしていくことも予想できます。

「むじんくん」が全国区で知名度も高いアコムですが、日本で唯一MasterCard®のライセンスを保有している消費者金融でもあります。この事実からも、アコムの信用性が高い評価を受けていることが分かります。

アコムの特徴としてよく挙げられるのが「審査通過率の高さ」です。そこで審査通過率を公表している大手消費者金融3社の状況を確認してみましょう。

2024年8月審査通過率(成約率)

プロミス35.5%
アイフル34.1%
アコム37.6%

参照元
SMBCコンシューマーファイナンス「月次営業指標」
アイフル「月次データ」
アコム「マンスリーレポート」

こうして比べてみると、アコムは審査通過率が若干高めであることが分かります。ちなみにアコムの2024年11月の審査通過率も「39.9%」と引き続き高い水準を維持しています。

この審査通過率の高さや信用性だけでなく、初回契約日の翌日から30日間無利息といったサービス内容からも、アコムは初めて消費者金融を利用する方にもおすすめです。

※ お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

銀行カードローンは「低金利」を希望するなら第一候補に挙げたい

銀行カードローンは「低金利」を希望するなら第一候補に挙げたい
スクロールできます
金利(実質年利)最大限度額審査スピード融資スピード対象年齢
三井住友銀行
カードローン
年1.5~14.5%800万円最短即日明記無し満20歳以上
満69歳以下
三菱UFJ銀行
バンクイック
年1.4~14.6%800万円最短即日明記無し満20歳以上
満65歳未満
みずほ銀行
カードローン
年2.0~14.0%800万円最短即日最短即日満20歳以上
満66歳未満
横浜銀行
カードローン
年1.5~14.6%
(変動金利)
1,000万円最短即日明記無し満20歳以上
69歳以下
千葉銀行
カードローン
年1.4~14.8%
(変動金利)
800万円明記無し明記無し満20歳以上
満65歳未満
楽天銀行
スーパーローン
年1.9~14.5%
(変動金利)
800万円最短当日明記無し満20歳以上
62歳以下
住信SBIネット銀行
カードローン
年2.49~14.79%1,000万円明記無し
(仮審査は最短60分)
明記無し満20歳以上
満65歳以下
銀行カードローンはこのような場合におすすめ
  • できるだけ低金利で借りたい
  • 普段から利用している銀行で借りたい

手軽さ、利便性の高さが魅力の大手消費者金融ですが、上限金利の高さは気になります。「できるだけ低金利で借りたい」と思われる方は、消費者金融ではなく「銀行カードローン」を第一候補に挙げてみましょう。

カードローンは、特に初めての契約時には「最上限金利」が適用されるケースがほとんどです。そこで大手消費者金融と主要銀行カードローンを最上限金利で比べてみます。

大手消費者金融

金融機関名最上限金利(実質年利)
プロミス17.8%
SMBCモビット18.0%
レイク18.0%
アイフル18.0%
アコム18.0%

銀行カードローン

銀行名最上限金利(実質年利)
三井住友銀行カードローン年14.5%
三菱UFJ銀行バンクイック年14.6%
みずほ銀行カードローン年14.0%
横浜銀行カードローン年14.6%
楽天銀行スーパーローン年14.5%
住信SBIネット銀行カードローン年14.79%

大手消費者金融に比べて、銀行カードローンは実質年利3.0%以上の差があることがわかります。低金利を求めるなら大手消費者金融よりも銀行カードローンをおすすめする理由がここにあります。

ただ金利が低い分、審査基準はどうしても厳しくなります。とはいっても「安定した収入」が基本となることは変わりありませんので、無理のない申込を行えば、銀行カードローンでも決して審査は怖くありません。

一方、銀行カードローンでは「即日融資がほぼ不可能」というデメリットがあります。過剰な貸付が問題となった銀行カードローンで、現在より慎重に審査を行う傾向が高まっています。また反社会的勢力との根絶を図るべく、警視庁データベースへの紹介作業に時間も要することから、現在、銀行カードローンで「即日融資可能」と宣伝している先はありません。

2024年に入ったあたりから「審査回答は最短即日」と宣伝する銀行カードローンも登場していますが、全体的に見て、スピード面では大手消費者金融に分があります。

「低金利なら銀行カードローン」「スピードなら大手消費者金融」という具合で、申込先を選別していくとよいでしょう。

銀行カードローンと保証会社の関係に注意

銀行カードローンには、一般的に「保証会社」が設けられています。多くは銀行グループの関連会社で、「銀行カードローン⇔大手消費者金融」という保証会社関係もよく見かけます。

保証会社保証付きの銀行カードローンでは、万が一利用者が返済不能になった場合でも、保証会社が肩代わりしてくれますので、それだけ低金利のカードローンが提供できることにもつながっています。

これまでは、悪い言い方ですが「ほぼ保証会社に丸投げ」だったのが銀行カードローンの審査でした。しかし前述のようにより慎重な審査が求められるようになったことで、銀行側もしっかりと審査判断を行うようになっています。

もう一つ銀行カードローンと保証会社との関係で注意すべき点は、「同じ保証会社での審査落ち」という問題です。同じ保証会社の銀行カードローンに申し込んだ場合、一つの先が不合格になると別の先も不合格になる可能性が高くなります。また銀行カードローンで不合格になると、そのカードローンの保証会社のカードローン審査でも不合格となる可能性が高くなります。

銀行カードローンは銀行ごとに審査基準が異なります。また銀行と保証会社の審査基準も異なります。しかし一度不合格となった同じ方に対して、別の先で合格とする可能性は非常に低いと考えられます。

以下は今回ご紹介する銀行カードローンの保証会社の一覧です。

銀行カードローン保証会社
三井住友銀行カードローンSMBCコンシューマーファイナンス株式会社
横浜銀行カードローン
住信SBIネット銀行カードローン
三菱UFJ銀行バンクイックアコム
みずほ銀行カードローン株式会社オリエントコーポレーション
千葉銀行カードローンエム・ユー信用保証株式会社
楽天銀行スーパーローン楽天カード SMBCファイナンス株式会社

例えば、「三井住友銀行カードローン」で一度否決となった方は、「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」が提供する「プロミス」の利用だけでなく、「横浜銀行カードローン」「住信SBIネット銀行カードローン」の利用も難しい、ということが予想されます。

できるだけ同じ保証会社の銀行カードローンの申込は避けるようにするのが賢明です。

【三井住友銀行カードローン】アプリで簡単に借入・返済が可能

三井住友銀行カードローン
金利(実質年利)年1.5~14.5%
借入限度額10万円~800万円
審査スピード最短即日
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上満69歳以下
おすすめポイント
  • 審査回答が最短当日、スピードに優れる
  • アプリから簡単に借入・返済が可能
  • 三井住友銀行キャッシュカードで借入・返済が可能

メガバンクの一つ「三井住友銀行」のカードローンで、実質年利1.5~14.5%、最高限度額800万円と低金利・高限度額のスペックを誇ります。

銀行カードローンは現状、即日融資がほぼ不可能な状況ですが、三井住友銀行カードローンでは「審査回答は最短当日」を宣伝しています。契約から借入までの最短スピードは明記されていないので、直接電話で問い合わせてみたところ、「お手持ちのキャッシュカードを利用した借入が一番早いと思われます」と回答を得ています

実際に「即日融資」が可能かどうかは曖昧な回答ですが、キャッシュカードにローン機能を追加する以外に、三井住友銀行内の自動契約機でカードを受け取る方法もありますので、審査がスムーズに進めば、最短即日融資も可能ではないかと思われます。

専用アプリ「三井住友銀行カードローンアプリ」が用意されており、新規借入手続きだけでなく、追加借入・返済・契約内容や次回返済期日の確認など、すべてスマホでこなすことができるようになっています。生体認証ログインでセキュリティ面も安心です。

もちろんカードレス取引だけでなく、キャッシュカードや借入専用カードでATMから現金を引き出すことも可能です。

  • カードレスであれば他行ネットバンキングを通じての振込融資
  • カード発行であれば三井住友銀行ATMやコンビニ提携ATMを手数料無料で利用する

という具合で「カードレス」「カード発行」のどちらが自分の生活スタイルにあっているのか考えて手続きをすすめてみましょう。

【三菱UFJ銀行バンクイック】バンクイックアプリで便利に利用できる

三菱UFJ銀行バンクイック
金利(実質年利)年1.4~14.6%
借入限度額10万円~800万円
審査スピード最短即日
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上65歳未満
おすすめポイント
  • 専用アプリ「バンクイックアプリ」の機能が充実
  • ATM利用手数料がいつでも無料
  • 審査回答が最短即日でスピードに優れる

メガバンクのひとつ「三菱UFJ銀行」のカードローン「三菱UFJ銀行バンクイック」はCMでも盛んに宣伝されており人気の高い商品です。最下限金利1.8%→1.4%への引下げ、最高限度額500万円→800万円への引き上げにより、商品スペックがさらに向上しました。

審査回答が最短即日と明記されており、急ぎでも対応することができます。ただ契約から融資までのスピードは明記されていませんので、直接電話で確認したところ、「審査の内容や込み具合により時間がかかることもありますが、なるべく迅速な対応を心がけております」とやや曖昧な回答でした。

テレビ窓口でのカード受取や振込融資により、審査さえスムーズに進めば即日融資も可能と思われますが、どうしても当日中に借りなければいけない時は、事前相談することをおすすめします。またテレビ窓口でカードの受け取りはできますが、申込受付は行われていません。勘違いして申込で訪問しないように注意しましょう。

専用アプリ「バンクイックアプリ」は、三菱UFJ銀行の口座を保有している場合には借入・返済もアプリで簡単に手続きできます。指紋や顔認証対応でセキュリティ面も不安なく、契約内容確認だけでなく、増額申込など様々な機能が充実しています。

【みずほ銀行カードローン】最上限金利がメガバンクの中で一番低い

みずほ銀行カードローン
金利(実質年利)年2.0~14.0%
借入限度額10万円~800万円
審査スピード最短即日
融資スピード最短即日
対象年齢満20歳以上満66歳未満
おすすめポイント
  • 最上限金利「14.0%」はメガバンクの中で一番低い
  • 融資スピード「最短当日」を宣伝
  • 「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」が選択可能

メガバンクの一つ「みずほ銀行」が提供する「みずほ銀行カードローン」は、実質年利「2.0%~14.0%」と最上限金利がメガバンクの中で一番低くなっています。これまで述べてきたようにカードローンを初めて利用される場合、ほとんどが最上限金利の契約となりますので、最上限金利「14.0%」は大きな魅力でしょう。

現状の銀行カードローンでは珍しく、「融資スピード最短当日」と明記されており、スピードに自信を伺うことができます。ただし「最短当日融資」を利用するにはみずほ銀行口座を保有しておく必要があります。みずほ銀行普通預金口座は保有していなくてもカードローン申込と同時に開設することができますが、即日融資の対象にはならないようです。

「キャッシュカード兼用型」を選択し、手持ちのキャッシュカードにローン機能を付与することですぐに借りることができるのが、その理由でしょう。みずほダイレクト(アプリ・WEB)を利用した借入でも、みずほ銀行口座を保有しておく必要があります。

特に急ぎでない方は「カードローン専用型」も選択できます。提携金融機関やコンビニのATMを利用して借入や返済ができる「カードローン専用型」では、みずほ銀行ATM利用の場合は常に利用手数料無料、イーネットATMは月3回まで手数料がかかりません。(みずほマイレージクラブに入会、月末にカードローンの借入残高ありの場合に翌月以降のATM手数料が無料になります。)

「キャッシュカード兼用型」「カードローン専用型」は、契約後も変更可能ですので、自分の生活スタイルに合わせて使い分けできるのはうれしいポイントです。

みずほグループは、3大メガバンクグループで唯一信販会社を保有しておらず、個人リテラシー分野で他2グループに遅れをとっているといわれていました。ただ2024年11月「みずほフィナンシャルグループ」と「楽天カード」の業務提携が発表されています。

※参照:みずほフィナンシャルグループ及び楽天カードによる 戦略的な資本業務提携について

これにより、みずほ銀行の個ローン分野でも、魅力的なサービスの登場が期待できるでしょう。

【横浜銀行カードローン】リボ払いや他のローンのおまとめでも利用可能

横浜銀行カードローン
金利(実質年利)年1.5~14.6%(変動金利)
借入限度額10万円~1,000万円
審査スピード最短即日
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上69歳以下
おすすめポイント
  • リボ払いや他のローンのおまとめでも利用可能
  • 審査結果は最短即日回答、契約と同時に借入可能
  • 提携コンビニATM手数料が何回でも無料

日本三大地方銀行の一つ「横浜銀行」のカードローン「横浜銀行カードローン」は、銀行カードローンでは珍しく「リボ払いやおまとめでも利用可能」と明記されている商品です。

実質年利1.5~14.6%、最高限度額1,000万円のスペックは、まさにおまとめ目的にも最適。公式ホームページでも「横浜銀行カードローンでのお借り換え・おまとめ」が図解で詳しく解説されています。ただし金利は変動金利で、契約後も情勢次第で変更されることもあります。

審査結果は最短即日回答、契約と同時に振込融資による借入が可能です。融資までのスピードは明記されていませんが、手続きをスムーズに進めることで即日融資にも対応可能と推測されます。

横浜銀行の口座がなくても24時間365日WEBから申込可能ですが、カードローン契約までに口座開設は完了しておく必要があります。口座を保有していない方はカードローン申込前に口座開設しておけば、カードローン手続きもスムーズに進めることができるでしょう。

カードを使った借入では、横浜銀行ATMだけでなく、提携コンビニATM利用手数料が何回でも無料です。費用負担の心配なく利用することができますが、地方銀行のカードローンであるため、以下の地域に居住またはお勤めの方という地域条件があります。

  • 神奈川県内全地域
  • 東京都内全地域
  • 群馬県前橋市、高崎市、桐生市

【千葉銀行カードローン クイックパワー<アドバンス>】派遣・パート・アルバイトの方も申込可能

千葉銀行カードローン
金利(実質年利)年1.4~14.8%(変動金利)
借入限度額10万円~800万円
審査スピード明記無し
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上満65歳未満
おすすめポイント
  • はじめてでも安心、派遣・パート・アルバイトの方も申込可能
  • カードローン入金サービスで、ローンカード到着前でも融資可能
  • 年1.4~14.8%の低金利

「千葉銀行」も日本三大地方銀行の一つです。「千葉銀行カードローン クイックパワー<アドバンス>」は、実質年利1.4~14.8%、最大限度額800万円の高スペックを誇る商品です。銀行カードローンでは珍しく「派遣・パート・アルバイトでも利用可能」と公式ホームページトップに明記されています。申込方法もWEBだけでなく、郵送、電話、FAXと多様な方法が用意されています。

WEB申込では、申込から借入までWEBで完結できます。来店や郵送手続きは不要ですので、申込方法としてはやはりおすすめでしょう。一方、千葉銀行の口座を保有していなくても申込できますが、契約までに返済口座の作成が必要です。

審査合格後は、カードローン入金サービスにより、ローンカード到着前に融資可能。カード到着前にも借入が可能なサービスが提供されています。千葉銀行口座への振込による借入はインターネットバンキング、ちばぎんアプリからも手続き可能です。

ただし地方銀行のカードローンであることから、利用対象地域が原則、千葉県、東京都、茨木県、埼玉県、神奈川県にお住まいの方に限定されています。

【楽天銀行スーパーローン】楽天ユーザーに有利な特典が豊富

楽天銀行スーパーローン
金利(実質年利)年1.9~14.5%(変動金利)
借入限度額10万円~800万円
審査スピード最短当日
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上62歳以下
おすすめポイント
  • 楽天会員ランクに応じた審査優遇制度がある
  • 入会や利用残高に応じて楽天ポイントが付与される
  • 審査回答は最短即日

通販サイトの大手「楽天グループ」の一員である「楽天銀行」が提供しているカードローンが「楽天銀行スーパーローン」です。CMなどでも盛んに取り上げられており、最上限金利14.5%、最高限度額800万円の高スペック商品です。

審査回答は最短即日で、スマホ・パソコンから24時間365日申込可能ですが、土日祝や込み具合の関係では審査結果回答や融資までの日数が数日間かかることもあるようです。もちろんネット銀行である「楽天銀行」の商品ですので、すべての手続きをWEB上で行うことができます。24時間365日即時振込に対応している楽天銀行口座への振込融資が便利ですが、提携ATMでの借入でもATM利用手数料は無料です。

楽天銀行スーパーローンの一番の特徴は「楽天会員ランクに応じて審査優遇がある」と公言されていることでしょう。詳細な内容は不明ですが、審査内容について明記している銀行カードローンはほぼありません。当然、普段から楽天を頻繁に利用している方は、審査でも有利であることは想像できます。

入会で1,000ポイント、利用残高に応じて最大30,000ポイントの楽天ポイントが付与されるサービスに合わせて、ポイント付与や現金プレゼントなどのキャンペーンも、随時展開しています。この点からも楽天ユーザーには有利な特典が多いおすすめ先と言えそうです。

【住信SBIネット銀行カードローン】キャッシュカードで借入可能

住信SBIネット銀行カードローン
金利(実質年利)年2.49~14.79%
借入限度額10万円~1,000万円
審査スピード明記無し(仮審査回答は最短60分)
融資スピード明記無し
対象年齢満20歳以上満65歳以下
おすすめポイント
  • 専用カードの発行なし、キャッシュカードで借入可能
  • スマホアプリでも借入可能
  • 仮審査回答は最短60分

ネット銀行の中でも人気の高い「住信SBIネット銀行」が提供する「住信SBIネット銀行カードローン」は、実質年利2.49%~14.79%、最高限度額1,000万円の高スペック商品です。金利については、「SBI証券口座保有登録済み」または「住信SBIネット銀行取扱い住宅ローン残高がある」場合には、年0.5%の優遇を受けることもできます。

仮審査回答は最短60分と、審査結果を早く知りたい方には安心です。ただし本契約から借入までは数日必要となるようです。現在、カードローン新規契約+デビットカード設定で、現金1,500円プレゼント、さらに契約月の翌月末の借入残高に応じて、最大35,000円の現金プレゼントと、非常に魅力的なキャンペーンを実施中です。

もちろんネット銀行のカードローンですので、申込から契約、借入までPCだけでなくスマホで完結できます。借入については住信SBIネット銀行アプリを利用した、セブン銀行ATM、ローソン銀行ATMのスマホATM取引に対応しています。

カードを使った借入では、専用カードは発行されません。手持ちのキャッシュカードにローン機能が追加される仕組みで、カードを増やすことなく、また家族への利用がバレるリスクも抑えることができます。

【目的別ローン】資金使途を証明できるならより低金利で借入できる

【目的別ローン】資金使途を証明できるならより低金利で借入できる
目的別ローンはこのような場合におすすめ
  • 借りたお金の使い道(資金使途)がはっきりしており、証明できる
  • 日頃取引のある銀行などで借入したい

「目的別ローン」とは、その名の通り一定の「目的(資金使途)」を前提としたローンです。その目的(資金使途)以外には利用できませんが、カードローンなどのように資金使途自由の商品よりも、金利が低めに設定されています。

主な目的別ローン

住宅ローン、リフォームローン

土地・建物購入資金、住宅購入資金、住宅改装資金、リフォーム資金の他、既存住宅ローンの借換といった、宅関連資金を目的としたローン

マイカーローン

自動車の購入や買い替えの他、現在借入中のマイカーローンの借り換えや車検や修理、免許取得といった、マイカー関連資金を目的としたローン

教育ローン

入学金や授業料などの学校納付金の他、受験費用や在学中に必要となる教材費などの費用といった、教育関連資金を目的としたローン

ブライダルローン

結納、結婚式、披露宴、新婚旅行の他、新居の敷金・礼金、引越費用、家具や家財の購入など、結婚関連費用を目的としたローン

フリーローン

一定の目的で利用できるローン。カードローンと異なり資金使途はあらかじめ提示しておく必要がある

銀行だけでなく、信用金庫などの金融機関では、様々な目的別ローンを取り扱っています。

取扱金融機関により商品内容や条件面が異なっており、取引内容などに応じて金利優遇を受けることができるケースもあります。もし資金使途がはっきりしているのであれば、普段利用している銀行窓口に相談してみましょう。

資金使途が限定されている目的別ローンですので、申込時には資金使途が確認できる書類(契約書やパンフレットの見積もりなど)を提示する必要があります。また融資金を受けた後は、申込時に申告した資金使途に借りたお金を使ったという証拠(領収書や振込先の確認書類など)を提出する必要があります。

万が一、資金使途違反が発覚した場合には、借りたお金を一括で返済しなければいけません。悪質な場合には「詐欺罪」として通報されることもありますので注意しましょう。

目的別ローンは、金利が低い分、審査基準は厳しめです。申込条件に「年収制限」などが設けられている場合もあり、そのような商品は特に審査基準は厳しいことが予想されます。申込手続きでも、資金使途確認資料の他、多くの書類を準備する必要があり、なかなか「手軽に」借りるというわけにはいきません。

融資までの日数が必要となるケースも多く、高額融資になりやすい住宅ローンなどは特に日数が必要となっています。取扱金融機関や商品によっては「即日融資」に近い形で利用できる場合もありますが、日数には余裕を持って手続きを進めましょう。

目的別ローンの契約形式は「証書貸付」です。一契約に従い融資金を受け取り、その後契約に従い返済を行っていきます。カードローンなどの「当座貸越契約」のように借入限度額の範囲何であれば何度でも追加借入ができるわけではありません。目的別ローンでは追加借入を希望する場合には、再度申込を行い、審査に合格する必要があります

決まった資金使途に応じて借入を検討していくのが目的別ローンの使い方です。低金利はやはりお金を借りる上で魅力ですので、資金使途が明確で証明できるのであれば、カードローンではなく目的別ローンの利用を検討してみましょう。

【キャッシュレス決済サービスのローン】少額を手軽に借入するのに最適

【キャッシュレス決済サービスのローン】少額を手軽に借入するのに最適
スクロールできます
金利(実質年率)借入限度額簡易審査融資時間在籍確認無利息期間WEB完結対象年齢登録番号日本貸金業協会会員番号
メルペイスマートマネー3.0%~15.0%5,000円~50万円無し1日~2日程度原則電話連絡なし最大1ヶ月分のポイント還元20歳~70歳東京都知事 (2) 第31825号第006151号
LINEポケットマネー3.0%~18.0%3万円~300万円無し最短即日電話連絡の可能性あり新規契約日の翌日から30日間20歳~65歳東京都知事 (2) 第31721号第006067号
ファミペイローン0.8%~18.0%1万円~300万円無し最短即日記載なし契約日を含む60日以内に借入れし、返済した際の利息相当額を期間限定ファミマポイントで還元20歳~70歳関東財務局長(2)第01525号第006200号
dスマホローン3.9%~17.9%(※1)1万円~300万円簡単1秒診断最短即日(※2)電話連絡の可能性あり契約日から30日間、会員ランクに応じた借入残高まで利息0円20歳~68歳関東財務局長(7)第01421号第003506号
auPayスマートローン2.9%~18.0%1万円~100万円お借り入れ可能な金額がすぐわかる最短即日電話連絡の可能性あり×20歳~70歳関東財務局長(4)第01503号第005845号
注釈

※1 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。
※2 ご契約には所定の審査があります。お申込の曜日、時間帯によって、翌日以降の対応となる場合がございます。システムメンテナンス時間はご利用いただけません。振込実施のタイミングはご利用の金融機関により異なります。

少額を手軽に借入する方法としては、「キャッシュレス決済サービスのローン」もおすすめです。電子マネーサービスを普段から活用している方だけでなく、初めてのユーザーにも魅力的なサービスが次々と登場しています。

キャッシュレス決済サービスのローンの大きな特徴が「スマホ1台ですぐに借りることができる」という点でしょう。アプリを利用して外出中でも申込から契約、借入まですべてスマホで完結でき、借入金も口座振込だけでなく、電子マネーに入金(チャージ)することができます。

チャージしたお金はそのままショッピングに使うことができ、例えば外出中にコンビニで買い物したいが手元の現金が心細い、といった場面で活躍できそうです。

キャッシュレス決済サービスのローンのもう一つの特徴が「少額に特化している」という点です。商品自体の最高限度額が数十万円である先が多く、その分手軽に利用することができます。借入できる金額が少額であることで、借り過ぎを防ぐという効果もあるでしょう。

少額融資を提供する側としても、一度にたくさんの収益(利息収入)は望めないが、繰り返し利用してもらうことで長期的な収益が期待できることは重要です。合わせて少額融資である分、万が一利用者が返済不能になった際のダメージも少額ですむと意味合いもあります。

大手消費者金融でもスマホを活用したサービスが重要視されていますが、その他の金融機関においても、今や顧客獲得という営業戦略上、スマホ活用サービスの充実は避けて通れません。新規参入の「キャッシュレス決済サービスのローン」に対応する意味でも、利用する側として魅力的なサービスの登場が今後とも期待できるでしょう。

【メルペイスマートマネー】メルカリアプリで信用を元にお金が借りれる

メルペイスマートマネー
おすすめポイント
  • メルカリを頻繁に利用している方におすすめ
  • 初回利用時には最大1ヶ月分の利息がポイント還元
  • メルペイへのチャージで融資も可能
金利(実質年利)3.0%~15.0%
借入限度額5,000円~50万円
審査時間1日~2日程度
融資までのスピード1日~2日程度
在籍確認原則、電話連絡なし
無利息サービス最大1ヶ月分が実質無料
※初回借入月の月末分までの利息に相当するポイントで還元
WEB完結
対象年齢20歳以上70歳以下
登録番号東京都知事 (2) 第31825号
日本貸金業協会会員番号第006151号

フリマアプリ「メルカリ」は2024年3月にサービス開始のスキマバイト「メルカリハロ」でも注目を集めているサービスです。その「メルカリ」を活用してお金を借りることのできるサービスが「メルペイスマートマネー」です。

初回利用時には最大1ヶ月分の利息がポイント還元されます。「初回借入月の月末分までの利息に相当するポイント」還元なので、少しでもポイント還元を受けるために、初回借入日を月初にするとよいでしょう。

融資金は銀行口座への振込だけでなく、メルペイへのチャージで受け取ることもできます。メルペイが利用可能な店舗ですぐに使えますので、ちょっとお金が足りないという場面で活躍しそうです。

実質年利「3.0%~15.0%」の契約金利は、メルカリでの販売実績により金利優遇を受けることもできます。詳細は不明ですが、普段メルカリをよく利用している方ほど、金利優遇の恩恵を受けることができるでしょう。

審査内容もメルカリの利用状況が加味されていると推測されます。メルカリで得た売上金やポイントが返済に利用できる点からも、メルカリユーザーにはおすすめのサービスです。

【LINEポケットマネー】新規契約日の翌日から30日間無利息

LINEポケットマネー
おすすめポイント
  • LINEユーザーにおすすめ
  • 独自の審査システムを導入
  • 新規契約日から30日間無利息
金利(実質年利)3.0%~18.0%
借入限度額3万円~300万円
審査時間最短10分
融資までのスピード最短即日
在籍確認電話連絡の可能性あり
無利息サービス新規契約日の翌日から30日間
WEB完結
対象年齢20歳~65歳
登録番号東京都知事 (2) 第31721号
日本貸金業協会会員番号第006067号

みずほ銀行・オリエントコーポレーション・LINE Financial株式会社の3社が共同出資して2018年5月に設立された「LINE Credit株式会社」が提供する金融サービスが「LINEポケットマネー」です。スマホユーザーの多くが利用している「LINE」を使ってお金を借りることができるとあって、2019年のサービス開始以来、確実に利用者を増やしています。

LINEポケットマネーの最大の特徴として挙げられるのが、独自の審査システムです。AIを活用した独自のスコアリングサービス「LINEスコア」に、従来の信用情報を加味した与信モデルを取り入れている審査システムを活用していると公表されています。詳細は不明ですが、LINEの各サービス利用状況も審査に反映されると推測できます。

また2023年3月に「アコム」と業務提携契約を締結し、審査内容に応じて「アコム」を保証会社とする体制を構築したことから、さらに多くの方が利用できるようになっています。

LINEポケットマネーで気になる点が「LINE Pay」サービスの国内終了です。これまでは借入金の受け取りは口座振込だけでなく、LINE Pay 残高へのチャージにも対応していましたが、2025年4月30日(水)にLINEPay国内サービス終了が予定されていることから、今後の対応変更が順次行われていくことになります。

参照:日本国内における「LINE Pay」サービス終了に関するお知らせ
参照:LINEポケットマネー等に関する今後のお取引について

その関連として、従来LINEPayへのキャッシュバックという形式がとられていた新規契約特典が、2024年12月18日より「新規契約日から30日間無利息で利用可能」と変更されています。この変更自体は利用において特段不利となるものではありませんが、今後の対応変更、動きにも注目しておきたいところです。

【ファミペイローン】はじめてなら60日間実質利息なし

ファミペイローン
プロミスのおすすめポイント
  • ファミリーマートをよく利用する方におすすめ
  • ファミペイ残高にチャージすることも可能
  • 実質60日間無利息期間あり
金利(実質年利)0.8%~18.0%
借入限度額1万円~300万円
審査時間最短即日
融資までのスピード最短即日
在籍確認記載なし
無利息サービス契約日を含む60日以内に借入れし、返済した際の利息相当額を期間限定ファミマポイントで還元
WEB完結
対象年齢20歳~70歳
登録番号関東財務局長(2)第01525号
日本貸金業協会会員番号第006200号

ファミリーマート系列の新規消費者金融「株式会社株式会社ファミマデジタルワン」が提供する金融サービスが「ファミペイローン」です。「ファミペイローン」はその名から推測できる通り、「ファミペイアプリ」を利用して申込から借入まですべてアプリで完結できます。

融資金は指定銀行口座への振込だけでなく、ファミペイ残高にチャージすることも可能です。税金や公共料金の支払いは意外と高額になりがちですが、今月は少し足りないという際にはファミペイにチャージすることでピンチを乗り切ることができるでしょう。もちろん日常の買い物にも使ってもOK。1,000円単位でチャージ可能ですので、ファミリーマートでのちょっとした買い物などで活用できそうです。

返済についても自動引落や銀行振込だけでなく、ファミリーマートの店頭で行うことができます。このように商品特徴はファミリーマートユーザー向けのサービスです。一方、実質無利息期間は60日間で、大手消費者金融と比較しても長くなっていますので、初めてお金を借りるという方にもお勧めできます。

【dスマホローン】dアカウントから申込可能

dスマホローン
おすすめポイント
  • dアカウントがあれば申込できる
  • ドコモサービス利用状況に応じて金利優遇あり
  • dポイント会員ランクに応じた利息0円特典あり
金利(実質年利)3.9%~17.9%(※1)
借入限度額1万円~300万円
審査時間最短即日(※2、※3)
融資までのスピード最短即日(※3、※3)
在籍確認電話連絡の可能性あり
無利息サービス契約日から30日間、ⅾポイント会員ランクに応じた借入残高まで利息0円
WEB完結
対象年齢20歳~68歳
登録番号関東財務局長(7)第01421号
日本貸金業協会会員番号第003506号

「dスマホローン」は、携帯最大手の「ドコモ」が提供するローンサービスです。dアカウントをお持ちであれば、ドコモの携帯を利用していない方でも申込可能です。

はじめて利用される方は、事前に自分の「dポイント会員ランク」を確認しておきましょう。「dスマホローンの契約時点における会員ランクに応じた借入残高」に応じて「契約日から30日間、利息0円」という特典があるためです。

融資金は口座振込だけでなく、d払い残高へのチャージも可能です(※4)dスマホローンアプリだけでなく、d払いアプリでも借入手続き可能です。

「ドコモの回線契約」「ⅾカードGOLD契約」「ⅾ払い利用」などのドコモサービス利用状況に応じて、最大年0.3%の金利優遇を受けることができます。この特徴からは、やはりdスマホローンは、ドコモユーザーをメインターゲットにしたサービスであるといえます。

※1 優遇適用後金利 0.9%~17.9%(実質年率)/基準金利 3.9%~17.9%(実質年率) ドコモ回線などのご利用状況に応じて、最大年率3.0%の金利優遇が適用。適用条件はdスマホローン公式サイトでご確認ください。
※2 年末年始を除く。最短即日審査は17:00までのお申込みに限ります。なお、お申込み状況等により、翌営業日以降の審査となる場合がございます。
※3 ご契約には所定の審査があります。お申込の曜日、時間帯によって、翌日以降の対応となる場合がございます。システムメンテナンス時間はご利用いただけません。振込実施のタイミングはご利用の金融機関により異なります。
※4 d払い残高をご利用いただく場合は、d払いアプリのダウンロード、d払い残高の利用登録および本人確認が必要です。(d払い残高種別が「現金バリュー」の場合のみご利用いただけます。)

【auPayスマートローン】最大2,000円相当のPontaポイントプレゼント

auPayスマートローン
おすすめポイント
  • au IDがあれば申込可能
  • au PAY残高チャージやセブン銀行ATMのスマホATM取引に対応
  • 新規入会特典でPontaポイント進呈あり
金利(実質年利)2.9%~18.0%(※)
借入限度額1万円~100万円
審査時間最短30分
融資までのスピード最短即日
在籍確認電話連絡の可能性あり
無利息サービス×
WEB完結
対象年齢20歳~70歳
登録番号関東財務局長(4)第01503号
日本貸金業協会会員番号第005845号

※2020年4月28日以前にお申し込みの方は8.0%~18.0%(実質年率)
※審査に応じてお客さまごとに適用金利を決定

「au PAYスマートローン」は、携帯大手「au」が提供するローンサービスです。au IDをお持ちの場合、申込時にauID登録のお客様情報が自動反映されますので、余計な手間がかかりません。携帯・スマホがauでない方でも申込可能ですが、やはり主にauユーザーをターゲットにした商品といえそうです。

もちろん申込から借入、返済まですべてスマホで完結できます。審査回答は最短30分、最短即日融資可能と、スピード面は大手消費者金融並みです。融資金はau PAY残高に直接チャージできるだけでなく、au PAYスマートローンアプリを利用してセブン銀行ATMのスマホATM取引でも引き出すことができます。

無利息サービスはありませんが、新規入会特典として最大2,000円相当のPontaポイントのプレゼント特典を受けるサービスがあります。プレゼントされるPontaポイントは、契約月の翌月末までの借入残高に応じて決められていますので、借入必要額とのバランスを考慮して利用検討するようにしましょう。

クレジットカードのキャッシング枠を設定済なら追加審査なしですぐに借りることができる

クレジットカードのキャッシング枠を設定済なら追加審査なしですぐに借りることができる
クレジットカードのキャッシング枠での借入はこのような場合におすすめ
  • 手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が設定されている
  • 海外でクレジットカードを利用して借入したい

日常の買い物だけでなく、公共料金やスマホ代の支払いとして利用する機会の多いクレジットカード。そのクレジットカードを利用してお金を借りることができることに気づいていない方も、意外と多いのではないでしょうか。

一般的にクレジットカードには、ショッピングや毎月の公共料金引落しに利用する「ショッピング枠」だけでなく、お金を借りることのできる「キャッシング枠」が設定されています。この「キャッシング枠」を使えば、銀行ATMやコンビニATMでカードローンと同様に、現金を引き出しことでお金を借りることができます。

クレジットカードの申込時には、この「キャッシング枠」を追加するかどうか問われる項目があります。申込書やWEB申込でチェックを入れるだけという場合も多いですが、希望すれば審査によりキャッシング枠を追加することができます。

クレジットカードを作成してかなりの日数が経過している場合には、自分がキャッシング枠の追加を希望したのか忘れている方も多いでしょう。一度WEBの「会員専用ページ」などで契約内容を確認しておくとよいでしょう。一定額のキャッシング枠が設定されていれば、基本的に追加審査なしですぐにお金を借りることができます。

ただしキャッシング枠が設定されていなければ申込を行い、キャッシング枠付帯が可能かどうかの審査を受けなければいけません。

キャッシング枠の限度額はクレジットカード全体の契約額として、ショッピング枠と合算で計算されます。例えばクレジットカード全体の限度額50万円(内キャッシング枠10万円)のケースで見てみます

クレジットカード限度額ショッピング枠の利用残高キャッシング利用可能額
50万円50万円0万円
50万円45万円5万円
50万円30万円10万円

クレジットカード限度額いっぱいまでショッピングに使っていた場合、キャッシングでの利用額は0円となります。このようにショッピング枠の利用残高により、キャッシングの利用可能額も変わってきます。ただしこのあたりの対応はクレジットカード会社や契約内容によって異なるケースもありますので、必ず確認しておくようにしましょう。

キャッシング枠で借入したお金の返済方法も事前に確認しておく必要があります。借りた金額を翌月の決まったタイミングで一度に返済する「翌月1回払い」なのか、毎月分割で返済していく「リボ払い」なのか、事前に確認して返済計画を立てるようにしましょう。

クレジットカードのキャッシング枠での金利は、消費者金融と同水準の「実質年利18.0%」が相場となっており、一定額の利息負担は考えておく必要があります。中には「実質年利15.0%」程度のサービスもありますが、全体的には「金利が高め」と思っておきましょう。

クレジットカード会社により利用できる提携ATMが異なる点や、借入、返済時のATM利用手数料負担も考慮しておきましょう。

一方、海外ブランド共通のクレジットカードであれば、キャッシングサービスも海外で利用することができます。海外旅行中にお金が足りなくなった場合などには役立つかもしれません。

中小消費者金融は審査に不安を感じる方におすすめ

中小消費者金融は審査に不安を感じる方におすすめ
スクロールできます
金利(実質年率)借入限度額簡易審査融資時間在籍確認無利息期間WEB完結対象年齢登録番号日本貸金業協会会員番号特徴
セントラル4.8%~18.0%1万円~300万円お借入れ3問診断最短即日基本的に電話連絡あり初回契約日の翌日から最大30日間20歳以上四国財務局長(9)第00083号第001473号カードローン形式で、セブン銀行ATMからの借入・返済が可能
ダイレクトワン4.9%~18.0%1万円~300万円1秒クイック診断来店で最短即日電話連絡の可能性あり初回借入日の翌日から55日間20歳~69歳東海財務局長(14)00027号第003633号スルガ銀行系列ながら全国対応可能
いつも4.8%~20.0%1万円~500万円無し最短30分原則電話連絡なし最大60日間×20歳~65歳高知県知事(4)第01519号第005847号融資スピード、無利息期間などサービス内容は大手並み
ベルーナノーティス4.5%~18.0%1万円~300万円3秒診断最短即日基本的に電話連絡あり借入日の翌日から14日間20歳~80歳埼玉県知事(4)第03865号第005746号完済後、何度でも無利息サービスが利用できる
アロー15.0%~19.94%200万円まで3秒診断最短即日原則、電話連絡なし×25歳~65歳愛知県知事(5)第04195号第005786号スマホアプリから申込や書類提出が可能
フタバ14.959%~19.945%1万円~50万円お借入れ3秒診断最短即日電話連絡の可能性あり初回契約日の翌日から30日間20歳~73歳東京都知事(4)第31502号第000034号他社借入4社まで対応可能
エイワ17.9507%~19.9436%1万円~50万円借入診断最短即日電話連絡あり××20歳~79歳関東財務局長(14)第00154号第001053号対面与信で安心感がある
キャネット15.0%~20.0%5万円~50万円お借入れ簡単診断最短即日電話連絡あり××20歳以上北海道知事(7)石第02857号第000696号専業主婦(主夫)でも利用可能と明記されている
フクホー7.3%~20.0%5万円~200万円お借入れ診断最短即日電話連絡あり××20歳~65歳大阪府知事(06)第12736号第001391号セブンイレブンで契約書類を受け取ることができる
中小消費者金融はこのような場合におすすめ
  • 大手先では審査に合格できるかどうか不安
  • 過去に金融事故を引き起こし、個人信用情報に問題がある

知名度もそれほど高くなく、店舗数も少ない、地元の中小消費者金融を利用する一番のメリットは「柔軟な審査が期待できる」という点です。「柔軟な審査」とは、決して「審査が甘い」というわけではなく、個人信用情報などの金融履歴などにとらわれない、機械的な審査ではないという意味です。

大手金融機関では膨大な申込者数を裁くために、「スコアリング審査」が導入されています。申込時の情報、申込者の個人信用情報をスコアリング=点数化して審査の可否を決定しており、「○○点以上で合格」というシステムにより、瞬時に融資可能かどうか判断しています。スコアリング審査はスピードに優れる反面、非常にシビアな結果となり、審査担当者の「思考」が入る余地がありません。

例えば、過去に金融事故を引き起こし、個人信用情報に問題がある方は、スコアリング審査で「即否決」となります。ただこのような方でも、現在は立ち直り、返済できるだけの能力を備えているというケースも多いでしょう。中小消費者金融では、このような「大手では利用が難しい方」を主にターゲットとして、大手先との顧客獲得競争に対抗しています。

それほど申込者数が多くない中小消費者金融は、その分マンパワーをかけることができ、申込者個々の事情を考慮する手間もかけることができます。直接面接を行うなど、人として信用できる方に対しては、文字通り「柔軟な審査」が期待できるというわけです。

ただし、大手では利用が難しいということは、それだけ返済不能に対するリスクにも備えなければいけません。資金力がそれほど豊富でない中小消費者金融ですので、その分適用金利は高めになっています

また個々の事情を判断するには、直接面接を行う必要があります。そのため融資を受けるには店舗への訪問なども必要になってきます。最近ではWEBから来店不要で即日融資可能な中小消費者金融も増えています。一方、店舗数がそれほど多くなく、中には事務所一室しか設けていないという金融業者には、いわゆる「闇金」も潜んでいますので注意が必要でしょう。

信用金庫は低金利で借入できる地域密着の金融機関

信用金庫は低金利で借入できる地域密着の金融機関
信用金庫はこのような場合におすすめ
  • 地元の金融機関で相談しながら借入したい
  • 他の金融機関より低金利で借りたい

「信用金庫」とは地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関です。銀行や消費者金融は「株式会社」である以上、自社の利益を最優先に運営を行っています。

一方、信用金庫は「非営利」の金融機関で、必ずしも利益追求を目的とした営業は行っていません。会員と地域社会の利益を優先し、より地元利用者に寄り添ったサービスを提供しています。主な取引先は中小企業ですが、個人向け融資商品も多く取り扱っています

信用金庫を利用する上での、一番のメリットは「低金利」であるということでしょう。非営利の金融機関であり、地元経済の利益を優先する営業スタイルから、融資商品の金利はかなり低めに設定されています。

例えばカードローンの最上限金利を比べてみると、消費者金融が「実質年利18%」、銀行カードローンでも「実質年利15%」が相場であるのに対し、信用金庫のカードローンは、「実質年利11%~13%」が相場になっています。

信用金庫の融資商品は、必ずしも「会員限定」ではありません。信用金庫の会員資格があるのは、個人の場合、信用金庫の営業エリアに在住、もしくは勤務している方です。一方、信用金庫の融資商品は主に会員を対象としていますが、700万円以内の小口融資などについては、会員以外でも利用できるようになっています。

ただしローン商品の多くは、やはり「対象地域に居住・勤務している方」が条件となっていますので、利用できる方の地域条件はかなり絞られてきます。この条件が付与されている場合、転勤や転職等によって居住地や勤務地が対象地域外となると、原則として借入金のすべてを一括返済する必要があります。

融資までの日数が必要になることにも注意です。カードローン商品の中には「即日融資」に対応したものもありますが、早ければ2~3日という対応が多くなっています。他のローン商品でも概ね1週間程度、長ければ数週間かかるものもあります。

低金利な分、審査基準も厳しいことが予想されます。このあたりは信用金庫を利用する上でのデメリットと言えるでしょう。

参照元
「一般社団法人全国信用金庫協会」信用金庫と銀行・信用組合との違い
「一般社団法人全国信用金庫協会」融資業務

JAバンク(農協)は農業従事者以外でも利用可能

JAバンク(農協)は農業従事者以外でも利用可能
JAバンク(農協)はこのような場合におすすめ
  • 農業従事者で低金利のローンを利用したい
  • 地元金融機関の豊富なラインナップを利用したい

「JAバンク」とは、「農業協同組合(JA)」「信用農業協同組合連合会(信連)」「農林中央金庫(農林中金)」で構成される「JAバンク会員」の総称です。農業者などが組合員となり構成している非営利の金融機関で、組合員の生活支援などを目的に運営されています。

JAバンク会員(組合員)には「正組合員」と「准組合員」があります。このうち「准組合員」は農業従事者でなくても加入可能です。ただし「正組合員」「准組合員」とも加入手続きには1週間程度必要になります。

正組合員

営業エリアで農業を営む方が加入できる

准組合員

農業以外の仕事に従事している方が、1口1,000円~10,000円以上の出資金を預けることで加入できる

一方、JAバンクの融資は、営業エリアに在住または在勤しているJAバンク会員(JAの組合員)である必要があります。JA店舗がない都道府県もあり、利用できる方の地域条件はかなり限られるのがデメリットの一つです。

一方、メリットとしては「低金利」が挙げられます。組合員の生活支援を目的とした非営利の金融機関であることからローン商品はいずれも低金利で利用することができます。

「給与振込」など所定の条件を満たすことで金利優遇を受けることができるケースもあり、金利面ではかなり魅力的です。ローン商品も各種整っており、地域密着の営業姿勢から、相談などにも親身に乗ってくれるでしょう。

低金利である分、審査基準もかなり厳しく、また融資まで日数が必要となるケースもあります。通常は1週間~数週間程度、商品内容などでは数か月かかることもありますので、申込には余裕をもっておく必要があります。

ろうきん(労働金庫)はかなり低金利で利用できる非営利団体の金融機関

ろうきん(労働金庫)はかなり低金利で利用できる非営利団体の金融機関
ろうきん(労働金庫)はこのような場合におすすめ
  • 地元金融機関で低金利の借入を利用したい
  • 勤務先の労働組合が団体構成員の会員になっている

「ろうきん(労金)」は「労働金庫」の愛称で親しまれている地域密着の金融機関です。労働組合と生活協同組合(生協)が運営しており、「はたらく人のための」協同組織の金融機関、つまり非営利の金融機関です。

非営利の金融機関である以上、ローン関係の金利設定はかなり低めです。ろうきんのローンは、基本的に組合員でなくても借入はできます。ただし金利設定は、次のように利用される方の違いがあり、団体構成員が一番優遇されているものがほとんどです。

団体構成員

一番低金利で利用可能。ろうきんに出資している会員のことで、本人が直接出資していなくても、勤務先の労働組合が加入・出資している場合には団体構成員とみなされます。

生協会員の組合員および同一生計家族

団体構成員についで低金利で利用可能。ろうきんに出資している生協の組合員及び同一生計家族のことです。

一般勤労者

上記2つに比べると金利は高め

利用するろうきんの対象地域に居住、またはその地域内にある企業に勤務している方のことです。ただし一般勤労者に分類される方がろうきんの融資を利用する場合、「ろうきん友の会(年会費無料)」への加入と個人会員として1000円以上の出資をすることが条件となっています。

このうち「団体構成員」については、本人が一般勤労者であっても、勤務先の労働組合が加入している場合には「団体構成員」とみなされることがあります。地元の中小企業ではこのようなケースもありますので、できれば事前に確認しておくことで、低金利で借入できるチャンスがあるかもしれません。

また、取扱ろうきんや提供商品によっては、支払利息の一部を自治体が負担または補助する「利子補給」を受けることができます。不明な点はろうきん担当者に相談することで、親身に相談に応じてくれるでしょう。

一方、ローン商品には年収や勤続年数といった融資条件面が設定されていることもあります。あらかじめこのような条件が設定されていることに合わせて、低金利である分、審査基準が厳しいことが予想されます。融資までに日数が必要なケースも多く、通常は2週間程度、長ければ1ヶ月以上かかることもあるようです。

申込から契約、借入までは2回程度の来店が必要で、基本的にWEB完結などの取扱はしていない点にも注意しておく必要があります。ろうきんの拠点は全国に13カ所あり、それぞれに支店を構えていますが、絶対数が少なく、来店が難しいというケースも多いでしょう。

差し入れできる担保があるならおすすめの借入方法がある

差し入れできる担保があるならおすすめの借入方法がある

「担保」とは、貸出先(金融機関側)にとって「保険」のような存在です。万が一利用者が返済不能になった場合、差し入れされている担保を処分(換金)することで、貸出残高(残債)を回収することができます。

かならずしも全額回収できるわけではありませんが、回収に対するリスクを軽減することか可能である分、無担保融資に比べて有担保ローンでは金利がかなり低めに設定されています。また差し入れできる「担保」の価値範囲内であれば、かなり高額融資も期待することができます。

ただし、ローン商品では「無担保」「有担保」は商品毎にあらかじめ決められています。カードローンなどの無担保を前提とする商品について「担保を差し入れするので金利を下げて欲しい」という要求には、まず応じることはありません。

利用者側としては、やはり低金利はお金を借りる上でかなり魅力的な項目です。担保を有効活用できる状況であれば、積極的に検討していきたい要素でもあります。

【生命保険の契約者貸付】解約返戻金を担保にすることで低金利の借入が利用可能

【生命保険の契約者貸付】解約返戻金を担保にすることで低金利の借入が利用可能
生命保険の契約者貸付での借入はこのような場合におすすめ
  • 解約返戻金のある生命保険に加入している
  • 審査なしで借入したい

「生命保険の契約者貸付」を利用してお金を借りる方法は、多くの方が気付かないのではないでしょうか。「契約者貸付」とは、終身保険や養老保険など解約返戻金がある保険契約を担保にして借入できるサービスです。保険契約を解約することなく、低金利で借入できます。

契約者貸付では、一般的に解約返戻金の7~8割程度を借入することができ、今まで積み立てたお金を前借りするような仕組みであることから、金融機関ローンのような審査はありません。個人信用情報にも影響せず、たとえ無職の状態であっても利用することができます。ただし無職では保険料の支払いも難しいでしょう。

多くのサービスで公式ホームページから申し込むことができ、保険会社の店舗に赴く必要もありません。在籍確認の電話連絡などもなく、手続きがスムーズに進めば即日で借入することもできます。

契約金利はカードローンなどの金融商品よりかなり低く、2~3%で利用できます。ただし利息は「複利計算」です。契約者貸付の返済方法は「任意・随時返済」となっており、毎月決まった元金を返済するのではなく、余裕がある時に元金部分に内入れする仕組みです。

毎年1回利息の精算が発生しますが、利息部分は元金に上乗せすることも可能です。ただし「複利計算」ですので、上乗せされた利息部分についてもさらに利息が発生しますので、さらに利息額が膨らんでいく計算となります。

100万円を年利3.0%で借入し、毎年の利息精算を行わない場合
1年目の利息:100万円×3.0%=30,000円

3万円が借入元金に上乗せされることで、借入残高は103万円となる

2年目の利息:103万円×3.0%=30,900円

1年目の利息より900円多くなる。30,900円が借入残高に上乗せされることで、借入残高は106万900円となる

3年目の利息:106万900円×3.0%=31,827円

1年目の利息より1,827円多くなる。31,827円が借入残高に上乗せされることで、借入残高は109万2,727円となる

このように利息の支払いを行わないでいると、どんどんと元金が増えていき、その分利息額もどんどん増えていきます。またいつまでも元金や利息の精算を行わずに、借入合計額が解約返戻金を上回ると、保険契約そのものが失効してしまいます。そうなると今後の人生設計にも大きな悪影響を与えることになります。

契約者貸付は、低金利で利用できる点は大きなメリットですが、利息精算は当然ながら、早い期間で元金支払ができるように計画的な利用が大切です。

【不動産担保ローン】自宅などを担保にして低金利の借入が利用可能

【不動産担保ローン】自宅などを担保にして低金利の借入が利用可能
不動産担保ローンはこのような場合におすすめ
  • 担保にできる不動産を保有している
  • 低金利で高額の借入を利用したい

その名の通り、自宅、土地、建物などの「不動産」を担保にするローンが「不動産担保ローン」です。万が一利用者が返済不能になった場合には、担保として差し入れされた不動産を処分することで回収へ充当する仕組みのローンです。貸出する金融機関側にとっては、返済不能リスクを抑えることができるため、無担保ローンよりもかなり低い金利設定の商品となっています。

借入可能金額も高額設定の商品が多く、数千万円から中には1億円を超えて利用できる商品も多くあります。中にはあえて上限金額を提示していない先もありますが、実際に借入できる金額は、担保とする不動産の価値が大きく影響します。また一般的な借入可能額は、物件評価額の7割~8割程度とされており、満額借入できるわけではありません。

物件によっては「担保不適格」と見なされるものもあり、なかなか素人では判断できない要素も多くあります。このあたりは金融機関側と相談しながら手続きを進めていくことになるでしょう。不動産業者などの知り合いがおられるなら、一度相談してみてもいいと思います。

このように不動産ローンでは、「不動産の価値」が大きな意味合いを持ち、例えば「高齢者」など、なかなか金融機関ローンが利用しにくい方でも対象となっている先が多くあります。

ただしバブル経済崩壊以後、いわゆる「担保神話」が崩壊したことから、不動産担保価値だけを審査基準としている金融機関は少なく、利用者の収入状況からの返済能力も審査判断材料となっていることも推測されます。

不動産担保ローンでは、その性質上不動産関連書類など、事前に準備しなければいけない書類がたくさんあります。手続きもやや複雑で、担保調査などに時間が必要なことから、融資までの日数がかかるのが一般的です。最近では即日融資可能な不動産担保ローンも登場していますが、ある程度余裕をもって申込するようにしましょう。

当然ですが、返済不能になると差し入れした不動産を失うことになります。自宅を失ってしまうと、以後の生活にも深刻な悪影響を与えますので、利用は慎重に念密な返済計画を立てて申し込むことが重要です。

不動産担保ローンは総量規制の対象外?

年収の3分の1以上の貸付けが制限される「総量規制」には、「除外貸付け」の定義が設けられています。次の貸付けは、総量規制になじまない貸付けとして、総量規制の「除外貸付け」に分類されます。総量規制にかかわらず借入れが可能で、借入額が借入残高に算入されないため、その後の借入れには影響を与えません。

  • 不動産購入のための貸付け(いわゆる住宅ローン)
  • 自動車購入時の自動車担保貸付け(いわゆる自動車ローン)
  • 高額療養費の貸付け
  • 有価証券を担保とする貸付け
  • 不動産(個人顧客または担保提供者の居宅などを除く)を担保とする貸付け
  • 売却予定不動産の売却代金により返済される貸付け        など

引用元:日本貸金業協会「総量規制が適用されない場合について」

このうち⑥に該当する貸付けの中に「不動産担保ローン」が含まれます。そのため「不動産担保ローン」は総量規制の対象外となり、年収の3分の1を超える金額でも審査に合格すれば利用することができます。

ただし「個人顧客または担保提供者の居宅などを除く」とありますので、申込者の「自宅」を担保とした不動産担保ローンは、除外貸付けに該当しませんので勘違いしないようにしなければいけません。

不動産担保ローンはすべて「総量規制の対象外」と思われている方も多いのではないでしょうか。事実、上記の説明を特段行わずに「総量規制の対象外」として宣伝している不動産担保ローンも見かけます。不明な点は金融機関担当者に相談して解決するようにしましょう。

【質屋で借りる】価値のある品物があれば審査なしで即現金で借入できる

【質屋で借りる】価値のある品物があれば審査なしで即現金で借入できる
質屋での借入はこのような場合におすすめ
  • 差し入れできる品物を保有している
  • 審査なしで借入したい

昔から庶民がお金を借りる手段として利用されてきたものに「質屋」があります。よく時代劇などに登場し、鎌倉時代にはその原形が生まれていたとされており、よく時代劇などに登場しますが、現在でも老舗と呼ばれる質屋が各地で営業を続けています。

歴史が古いことから質屋では、一般にはなじみの薄い専門用語が使用されています。

質屋の専門用語
質草、質物

担保となる品物のこと

質入れ、質預かり

品物を預けること

質料

元金に対する利息。品物の管理・保管料も含まれる

質受け、質請け

元金と利息を支払い、預けている品物を手元に戻すこと

質流れ

預けた品物の預かり期間が過ぎ、品物の所有権が質屋に移ること

「質草」を「質入れ」して預けてお金を借り、元金と質料を支払い「質受け」する。これが質屋で借入する基本的な流れです。金融機関ローンのように特段の審査もなく、個人信用情報も関係ありません。たとえ収入がなくても、その場ですぐに現金で借入できます。

質屋で借りることのできる金額は、一般的に査定額の6~8割程度といわれています。当然、質草の査定額が高額であるほど借入できる金額も高額になります。返済期限は原則3ヶ月以内ですが、延長も可能です。ただし期限内に返済できなければ、「質流れ」となり、質草の所有権を失ってしまいます。

担保となる質草は、アクセサリーや高級ブランド品だけではありません。意外なほど幅広く対応しており、例えば以下のような品物が、一定額の価値が認められることで質草として取扱可能になっています。

  • 楽器類
  • 記念貨幣
  • ゲーム機、ゲームソフト
  • 電動工具
  • スマートフォン
  • ボールペン、万年筆  等

ただし、「金券類」「衣類類」「食器類」などは対象外としている質屋が多くなっています。

また、ノーブランド品や、保証書のないブランド品、壊れているもの、古すぎるものなどは、質入れを断られることがあります。契約中のスマートフォンを質入れすると「携帯電話不正利用防止法」により罰せられる可能性もありますので注意しましょう。

法律で定められている質料(利息)の上限は、消費者金融など貸金業に適用される「年20.0%」より5倍超の「年109.5%」です。

質屋営業法第36条1項
質屋に対する出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(昭和二十九年法律第百九十五号)第五条第二項の規定の適用については、同項中「二十パーセント」とあるのは、「百九・五パーセント(二月二十九日を含む一年については年百九・八パーセントとし、一日当たりについては〇・三パーセントとする。)」~(一部省略)~とする。

引用先:e-GOV法令検索「質屋営業法」

質屋の質料は「年利」ではなく「月利」表示が一般的で、「年利109.5%」は月利で換算すると「月9%」となります。質料の相場は1%~5%(月利表記)ですが、中には上限の「月9%」程度の質屋もありますので、高利には注意しなければいけません。

学生が安全にお金を借りる方法とは?

学生が安全にお金を借りる方法とは?
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金利(実質年利)借入可能額対象年齢即日融資全国対応特徴
カレッヂ15.00%~17.00%1千円~50万円(18,19歳の方は10万円まで)18歳~極度契約型で借入限度額の範囲内で繰り返し利用可能
マルイ12.0%~17.0%1万円~100万円18歳~はじめてなら、35万円以上の利用で実質年率15.9%以下が適用される
フレンド田12.00%~17.00%1万円~50万円18歳~紹介人数が多いほど優遇幅が大きいお友達特典あり
イー・キャンパス14.5%~16.5%1万円~80万円(学生の方は50万円まで)18歳~30歳初めての利用で30日間無利息

2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたことから、18~19歳の方でも親の同意なしでローン契約を締結できるようになりました。しかし高校を卒業したての18~19歳はまだまだ社会的経験も少なく、金銭関係の知識も少ないでしょう。そのような状況で安易に金融機関からお金を借りると、返済不能に陥ることで、以後の人生にも大きな悪影響を与えることになります。

日本政策金融公庫の令和3年度「教育費負担の実態調査結果」によると、大学の在学費用は、私立大学文系で608万円、私立大学理系で732.8万円、国公立大学で414万円となっています。

参照元:日本政策金融公庫 令和3年度「教育費負担の実態調査結果」

学費以外においても、高校を卒業し大学や専門学校に進学していくと、どうしてもこれまで以上にお金が必要になります。交友関係が広がり、学業以外でもサークル活動やボランティア活動に従事する機会も増えるでしょう。このような経験は将来必ず身になってくるものですので、少ない学生時代に、お金が足りないことで貴重な体験を断念するのは残念なことです。

「アルバイトだけでは、どうしてもお金が足りない」

「学費などで親の負担を増やしたくない」

「でもお金を借りるのは不安」

このような学生でも、安全にお金を借りる方法はあります。大切なのは自分の収入状況に応じて、適切にお金を借りるということです。必要なお金の額、何に使うのかもしっかり把握した上で、上手にお金を借りることは、金銭感覚を養う意味でも大切なことではないでしょうか。

【学生ローン】18、19歳の学生でも利用できる先が多い

【学生ローン】18、19歳の学生でも利用できる先が多い
学生ローンはこのような場合におすすめ
  • 18、19歳の学生でも金融機関で借入したい
  • 学生時代に返済できる少額融資を利用したい

成人年齢引下げ以後も、対象年齢を「20歳未満は利用不可」とする金融機関が多い状況は変わりません。社会経験の少なさに合わせて、収入自体も少なく金銭トラブルに巻き込まれるリスクが高い若年層の利用を敬遠する金融機関は、今でも多いのが実情です。

ただ学生を利用対象者に絞った「学生ローン」は、以前から18、19歳が利用できる借入方法として知られています。高校生は利用できませんが、大学生・短大生・専門学校生に進学した18,19歳であっても、一定額のお金を借りることができます。

「学生ローン」は、そもそも収入が少ない「学生」を対象としたローンです。そのため借入上限金額も、多くて50万円程度と少なめに設定されています。それでも学生が一時期利用する金額としては十分ではないでしょうか。

上限金利面では、銀行カードローンに比べるとやはり高めです。一方、消費者金融の上限金利相場「実質年利18.0%」よりは、若干低めの上限金利「実質年利17.0%前後」が相場となっています。

もちろんすべての学生が利用できるわけではありません。「安定した収入」が条件となっており、アルバイトなどの定期収入を得ていることが絶対条件です。「安定した収入」を証明する収入証明書の提出だけでなく、学生証の提示も条件となっています。

学生ローンのメッカは「高田馬場」です。ただし現在ではWEB完結が可能で全国対応している学生ローンも多くあります。わざわざ東京まで赴く必要はなく、借入手続きもそれほど複雑ではありません。

学生ローンの中には、卒業後、社会人になっても利用可能としている商品があります。だからといってすぐに追加借入をしたり、学生時代のローン借入残高を残したまま社会人へ移行するのは、あまり好ましいことではありません。

また就職活動で銀行などの金融機関を希望した場合、借入があることによって不利となることも予想されます。少額借入の学生ローンであっても、念密な返済計画を立てた上で適切に利用することが大切です。そしてできるだけ早期に、少なくとも卒業前には完済できるようにしておきましょう。

【国の教育ローン】民間金融機関よりかなり低金利で教育関連資金を借入できる

【国の教育ローン】民間金融機関よりかなり低金利で教育関連資金を借入できる
国の教育ローンはこのような場合におすすめ
  • 低金利で教育関連資金を借入したい
  • 収入が少ない世帯でも教育関連資金を借入したい

日本政策金融公庫と沖縄振興開発金融公庫が取り扱う教育資金の貸付制度が「国の教育ローン」です。入学金や授業料などの教育費を借入することができます。利用対象者は「学生・生徒の保護者」ですが、「独立して生計を営んでいる安定した収入のある成人」であれば、学生本人でも利用可能です。つまり親元から離れ単身で生活している学生は利用できますが、親と同居している学生は利用できません

利用限度額は、進学・在学する子ども1人につき350万円まで。ただし一定の要件に該当する場合は450万円まで引き上げできます。

国の教育ローンの金利は「年2.35%(令和6年11月時点)」で、民間金融機関ローンに比べてかなり低い金利設定です。ひとり親家庭など教育費負担の重い家庭は、金利引き下げの優遇措置を受けることもできます。また「固定金利」ですので市場動向により契約金利が変更されることもなく、長期的に安心して利用できます。

国の教育ローンでは基本的に担保は不要です。ただし公益財団法人教育資金融資保証基金の保証を受ける、もしくは連帯保証人を立てる方法があります。

公益財団法人教育資金融資保証基金

国の教育ローンの利用者のために連帯保証人に代わって保証を引き受ける機関。借入金額と借入期間に応じた保証料が必要。ただし保証料は融資金から差し引かれるため、別途支払う必要はありません。

連帯保証人

原則として別居・別生計で進学者・在学者の4親等以内の親族(進学者・在学者の配偶者を除く)であることが条件

申込から借入までは、最短でも20日程度の日数が必要ですので、余裕をもって手続きを進めるようにしましょう。

【奨学金制度を利用する】経済的に苦しい家庭でも教育関連費用を借りることができる

【奨学金制度を利用する】経済的に苦しい家庭でも教育関連費用を借りることができる
奨学金制度はこのような場合におすすめ
  • 経済的に苦しい家庭が教育関連費用を借りたい
  • 低金利、もしくは返済不要で教育費を借りたい

学生の教育関連費用を借りる制度として、認識度も高いのが「奨学金制度」です。「奨学金制度」は「社会的に認められた制度」で、学費などの教育関連費用を借りることができます。

奨学金で借りることのできる教育関連費用は、原則「学費」とされています。ただし厳格な規定はなく、教材購入や家賃・食費に充てるなど「学業に必要な資金」として利用する場合は認められるケースも多くなっています。当然、「遊戯費」などに使うことはできません。

奨学金制度は運営団体により、主に「公的奨学金」と「民間奨学金」の2種類があります。

公的奨学金

国や地方自治体によるもの。代表は国の独立行政法人である「日本学生支援機構(JASSO)」が運営する制度

民間奨学金

学校独自や育英団体等によるもの。看護系や芸術系といった専攻分野によっても利用できる制度が異なる

奨学金制度には、返済が必要な「貸与型」と、返済不要の「給付型」があります。また貸与型の制度のうち、例えば「日本学生支援機構(JASSO)」の奨学金制度では、無利子の「第一種奨学金」と、有利子の「第二種奨学金」があります。

貸与型・有利子型の奨学金制度であっても、民間金融機関のローンなどと比較するとかなり低金利で利用できます。「貸与型」の奨学金制度は、卒業後返済の義務が生じてきます。卒業後すぐの就職直後では給与も少なく、返済負担が大きく感じることもあるでしょう。たとえ低金利の奨学金であっても、返済面を考慮しつつ利用検討していくことが大切です。

一方「給付型」では、その名の通り返済の義務はありません。しかし学力基準や家計基準などが細かく設定されており利用条件面は厳しくなっています。「給付型」や無利子の「貸与型」は申請する学生の数も多く、競争率も激しくなっています。

生活に苦しんでいる方が利用できる公的融資制度

「会社が急に倒産してしまった」

「天災で生活が成り立たなくなってしまった」

「働きたくてもスキルがなく、就職活動がうまくいかない」

「年齢的に雇ってくれる企業が見つからない」

様々な理由で生活に苦しんでいる方は、公的融資制度が利用できないかどうか考えてみましょう。北欧ほどではありませんが、日本では生活困窮者に対する支援を目的とした公的制度が準備されています。

主な公的融資制度には「生活福祉資金貸付制度」「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」「求職者支援資金融資」「臨時特例つなぎ資金貸付制度」などがあります。ここでは一般的によく用いられる「生活福祉資金貸付制度」について説明しておきます。

【生活福祉資金貸付制度】低金利もしくは無利子で利用できる公的制度融資

【生活福祉資金貸付制度】低金利もしくは無利子で利用できる公的制度融資
公的制度融資はこのような場合におすすめ
  • 生活再建までの資金を借りたい
  • 収入が少なく、民間金融機関で借入できない

「生活福祉資金貸付制度」は都道府県社会福祉協議会が主体となり、厚生労働省管轄の元、収入が少なく生活に困窮している方の支援を目的とした制度です。

収入が少なく生活が困窮している世帯に対する公的制度であることから、金利については「年1.5%」もしくは「無利子」となっています。(「不動産担保型生活資金」を除く)

連帯保証人を立てる場合

無利子

連帯保証人が無しの場合

年1.5%

利用対象者も以下のように、民間金融機関での借入が難しい方でも利用することができる仕組みになっています。

低所得者世帯

必要な資金を他から借り受けることが困難な世帯(市町村民税非課税程度)

障害者世帯

身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者等の属する世帯

高齢者世帯   

65歳以上の高齢者の属する世帯

貸付資金の種類は以下のように分類されています。それぞれに資金使途や借入限度額などの条件面が設定されています。

貸付の種類資金使途
総合支援資金生活支援費生活再建までの間に必要な生活費用
住宅入居費敷金、礼金等住宅の賃貸契約を結ぶために必要な費用
一時生活再建費生活を再建するための一時費用 等
福祉資金福祉費生業費用、生活上の一時費用 等
緊急小口資金緊急かつ一時的な必要費用
教育支援資金教育支援費低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校に修学するために必要な経費
就学支度費低所得世帯に属する者が高等学校、大学又は高等専門学校への入学に際し必要な経費
不動産担保型生活資金不動産担保型生活資金低所得の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金
要保護世帯向け 不動産担保型生活資金要保護の高齢者世帯に対し、一定の居住用不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金

参照元:厚生労働省「生活福祉資金貸付条件等一覧」

ただし貸付には、相当の日数が必要となるケースもあります。「緊急小口資金」はその名の通り緊急性を要する場合の制度ですが、それでも5日程度は必要となります。他の制度では長ければ1ヶ月以上かかることもあります。手続きも複雑で多くの書類も準備しなければいけません。

生活福祉資金貸付制度は、各地方自治体の社会福祉協議会で相談・受付を行っています。利用相談、手続きの進め方など早めに相談するようにしましょう。

社会福祉協議会では、資金の貸付相談だけでなく、生活再建を目指すためのアドバイス、就職支援の相談なども受付していますので、生活困窮時は積極的に活用していきたいものです。

事業資金を調達する方法にも選択肢がある

事業資金を調達する方法にも選択肢がある

これまでは、主に「カードローン」など個人がお金を借りる方法を見てきました。ただしカードローンは資金使途が自由ですが、あくまで個人向けローンですので、基本的に事業資金としての利用は禁止されています。事業資金の調達でお金を借りるには、事業資金専用の融資を利用する必要があります。

法人や個人事業主が事業資金の借入で、一番ポイントとなるのは「いつまでにいくら必要なのか」を正確に把握することでしょう。個人ローンでも重要ポイントですが、事業資金向けのローンでは、この項目がより重要となります。

必要な資金を必要な時までに調達できなければ、事業そのものが成り立ちません。事業の内容によってはどうしても先行投資が必要な場面もあり、また緊急性を求められる場面も多いでしょう。最悪の場合、事業の継続が不可能、つまり「倒産」という事態にも陥りかねません。

事業資金の調達方法にも様々な選択肢があります。

  • 時間的に余裕があるので、収益を圧迫しない低金利で調達
  • 早急に資金が必要になったので、即日融資が可能な先で調達

事業資金の調達場面では、このように正確な状況把握と対応検討がより重要になってきます。

【ビジネスローン】緊急性を必要とする資金ニーズにも対応可能

【ビジネスローン】緊急性を必要とする資金ニーズにも対応可能
ビジネスローンはこのような場合におすすめ
  • 急な資金ニーズに対応したい
  • 審査が不安なのでノンバンクで借入したい

事業資金借入を必要とする場面で、緊急性が求められるのであれば「ビジネスローン」が最適です。「ビジネスローン」とは、消費者金融や銀行などの金融機関が、主に中小企業や個人事業主などを対象に事業資金融資を提供するサービスです。

特に消費者金融(ノンバンク)のビジネスローンは、そのスピードに定評があります。カードローンのように「最短即日」を宣伝している先も多く、急な資金ニーズが発生した場合は非常に助かる存在です。

提供先によっては「当座貸越型(カードローン型)」のビジネスローンも提供しています。一度契約を済ませておけば、借入限度額の範囲内で何度でも利用することができますので、一枚保有しておけばいざという際でも安心です。

消費者金融(ノンバンク)のビジネスローンのもう一つの特徴が柔軟な審査です。銀行ローン、特に後述の「プロパー融資」では対応が難しい事業主でも、事業内容から返済可能と判断されることで、赤字決算や債務超過の状況でも利用できる可能性があります。ビジネスローンを利用する際には、しっかりした返済計画と事業見通しを説明することで、柔軟な審査が期待できます。

また、個人向けカードローンと違い、ビジネスローンは「総量規制」の対象外です。個人事業主でも年収の3分の1以上の借入が可能になっています。そのため事業規模や状況次第では数千万円単位の高額融資が可能な商品も揃っており、幅広い事業内容に対応できるようになっています。

ただその分、金利は高めの設定で、標準的な上限金利は「年利15.0%~18.0%」程度です。これはカードローンと同程度の水準で、それだけ利息支払負担は考慮しておかなければいけません。支払利息は決算上、支払費用として計上可能ですが、当然金利が高いと支払費用が高額となり収益を圧迫しますので、事業内容と返済計画のバランスを判断しつつ利用を検討していくことが重要です。

【日本政策金融公庫】開業資金を含め様々な事業資金を低金利で借入できる

【日本政策金融公庫】開業資金を含め様々な事業資金を低金利で借入できる
日本政策金融公庫はこのような場合におすすめ
  • 低金利で事業資金を借入したい
  • 開業資金、創業間もない時期でも借入した

「日本政策金融公庫」は国が100%出資している政府系金融機関です。営利目的でなく中小企業や小規模個人事業主を支援することを目的としており、様々な環境での低金利な事業資金提供を可能にしています。

小規模事業主の支援目的に照らし合わせて、中には条件次第で無担保・無保証人で利用できる制度が用意されています。日本政策金融公庫で取り扱っている制度は、大きく次の3つに分類されています。

国民生活事業

一般の個人事業主や小規模企業が対象

中小企業事業

中小企業が対象

農林水産事業

農林漁業や国産農林水産物を取り扱う加工流通分野が対象

この3つの中には、様々な制度融資が用意されています。注目すべきは「新たに事業を始める方・事業開始後おおむね7年以内の方」向けの制度も用意されている点です。

例えば「国民生活事業」では「新たに事業を始める方または事業開始後税務申告を2期終えていない方」を対象とした「創業融資」が用意されています。また「中小企業事業」では「廃業歴等があり、創業に再チャレンジする方」を対象とした「再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)」が用意されています。

このような方は、民間金融機関ではなかなか事業資金の借入が困難です。実績がないことで返済計画の見通しが立てづらく、特に低金利が魅力な銀行融資はかなり厳しい見方をされます。廃業歴がある場合も同様で、過去に事業で失敗した方は、まず銀行融資は利用できません。

一方、日本政策金融公庫では、このような方向けの制度が用意されていますので、民間金融機関で資金調達が難しい事業者にとっては、第一候補に挙げられる先といえるでしょう。

金利面でも、日本政策金融公庫は魅力があります。細かく制度が分かれている分、適用金利もそれぞれに細かく決められていますが、概ね「年2%~3%」の設定となっており、場合によっては1%台で利用できるケースもあります。要件を満たすことで「無担保」「無保証」で利用できるケースもあり、担保や保証人を用意する余裕がない小規模事業主でも安心して申込できます。

ただし低金利である分、審査基準はやや厳しめです。特に創業関連の融資を希望する場合、かなり確実性のある事業計画が求められるでしょう。用意する書類も多く、融資までの日数もかなりかかります。早くても数週間、長ければ1ヶ月以上かかることもありますので、書類準備を含めて、余裕のある対応が必要になります。

日本政策金融公庫では、融資制度の利用だけでなく、事業に関する様々なアドバイスを受けることもできます。出入りの税理士などと相談して適宜利用していくとよいでしょう。

【プロパー融資】自社の信用力が高ければ好条件の事業資金融資を引き出すことができる

【プロパー融資】自社の信用力が高ければ好条件の事業資金融資を引き出すことができる
プロパー融資はこのような場合におすすめ
  • 普段、取引している銀行から事業資金を借入したい
  • 自社の信用力を背景に、好条件の事業資金借入を利用したい

「プロパー融資」とは、銀行が独自の責任でもって融資を行うことです。信用保証協会などの保証会社を設けず、銀行などの金融機関側が、申込者の信用を判断して直接融資を行う制度です。

プロパー融資に限らず、事業資金融資においては、銀行は申込事業者の決算書や事業計画書などを元に融資可否の判断を行います。ただしプロパー融資では、信用保証協会保証付き融資や、保証会社を介した融資とは異なり、万が一利用者が返済不能に陥った場合、全リスクは金融機関側が背負うことになります。そのため審査基準はかなり厳しく、一定以上の信用力で返済能力をカバーできていなければ、まず利用できません

特に創業間もない時期などはプロパー融資の利用はかなり厳しく、銀行窓口に相談しても信用力を向上させるために信用保証付融資などを提案されるケースが多いでしょう。

決算書の内容については、しっかりと毎期利益を確保している状況が望ましいのはもちろんですが、以下の状態であればプロパー融資の審査でも有利と言われています。

  • 負債を上回る資産がある
  • 「税引後利益+減価償却費」が0または0を超える(大きいほどよい)
  • 「借入金残高÷(税引後利益+減価償却費)」が10未満(小さいほどよい)

このような財務内容や決算内容、企業の業歴や成長度合いなど、プロパー融資では、様々な側面が審査に影響を与えます。中には代表者や後継者の資質まで問われることもあります。また返済能力を担保するために、保証人や不動産などの物的担保を要求されることもあります。事業規模が小さな零細企業では、このあたりもプロパー融資は敷居が高い理由の一つです。

一方、金利や借入可能額、返済期間などの融資条件も、企業の業績次第です。自社の信用力が高ければ、高額、かつ低金利の好条件融資を引き出すことも可能でしょう。そのためには、普段から銀行との親交を深めておくことも大切です。

最初のうちは自社にとってメリットが少ない融資条件が提示されても、できるなら了承して、銀行との取引実績を積み重ね信用を得ていくようにしたいものです。そうすることで銀行との信頼関係も深まり、好条件の融資契約も可能になっていきます。

【人から借りる】借入条件は人脈や信用次第?

【人から借りる】借入条件は人脈や信用次第
人から借りる方法はこのような場合におすすめ
  • 金融機関からは借入したくない
  • 自分の人脈と信用力に自信がある

「金の切れ目が縁の切れ目」とは、昔から言われている言葉です。金銭トラブルのトラブルは深刻な人間関係の悪化を招きます。それでもどうしても回りの人を頼らざるを得ない、という状況もあり得るでしょう。

「金融機関からは借入したくない(もしくはできない)」

「お金の問題でも頼れるほど、親密な関係の方に頼りたい」

あなたがこれまで積み重ねてきた人脈や信用を頼りに、身近な方からお金を借りることはできたとしたら、あなたは相当信用されているといえるかもしれません。

人からお金を借りるのに審査は不要、という意見もあります。しかし「あなたに貸してもいいかどうか」を相手側が判断するという意味合いもありますので、これが「審査」を受けるという意味ととらえて、慎重に行動する必要があるでしょう。

お金を借りることができる対象としては「親」「友人」「彼氏・彼女」「会社の同僚・上司」などが考えられます。いずれの場合でも以下のポイントを抑えておくことが大切です。

お金が必要な理由を誠実に伝える

お金が必要な理由、金融機関借入での「資金使途」は、人から借りる場合でも重要ポイントです。いくら親しい間柄でも「ギャンブルに使うお金」を貸してくれる人は皆無でしょう。逆に「急な医療費」「冠婚葬祭費」などであれば、誠実に伝えることで相手の理解を得ることも可能かもしれません。

いつまでに、どのように返済するのかを伝える

借りたお金は、確実に返済しなければいけません。貸した側からすれば「いつまでに」「どのように」返済してくれるのかを細かく説明してもらえれば、安心することもできます。

借用書を作成する

人との貸し借りであっても、しっかりと借用書を作成しましょう。借用書には「借入金額」「返済期間」「返済方法」「利息の付け方」などを明記しておきます。そして2通用意し、それぞれ借りたあなた、貸した相手の署名・捺印を添えておくようにします。そうすることで相手側の安心感も高まるはずです。

親から借入する場合には、無利息で110万円以上のお金を借りると「贈与」に見なされることがあります。贈与税を発生させないためには「1%以上の金利」の借用書を作成することが望ましいです。

借用書は、あなたを信じてお金を貸してくれたことに対する証明となるだけではありません。あまり考えたくありませんが、後々のトラブルを防ぐ証拠にもなり得ます。

確実に返済していく

あなたを信用してお金を貸してくれた方を裏切ることのないよう、返済履行は確実に行っていかなくてはいけません。さらに可能であれば前倒しで返済していくことで、一時期の危機を乗り越え、より親密な関係を築くこともできるでしょう。

お金を借りる際の注意するべき4つのポイントとは?

お金を借りる際の注意するべき4つのポイントとは?

普段の生活で欠かすことのできない「お金の問題」。どうしてもお金を借りなければいけない場面で、注意すべきポイントを挙げてみました。

お金を借りる理由を明確にしておく

「どうしてお金を借りなければいけないのか」「借りたお金は何に使うのか」を明確にしておくことは、借り過ぎを防ぐ意味でも重要です。ただ漠然と「今月は少しお金が足りなそうだから、とりあえず借りておくか」という考えは、余計な借入を増やすだけです。

金融機関ローンは、申込時には、基本的に「何に使うのか」という「資金使途」を問われます。しっかりと回答できなければ、審査においても不利となります。

カードローンは資金使途自由の商品ですが、その分金利負担も大きくなっています。必ず資金使途を特定して、必要以上の借入を行わないよう心がけましょう。

「いつまでに必要なのか」を明確にしておく

「お金を借りる目的」だけでなく「いつまでに必要なのか」も明確にしておく必要があります。せっかく好条件で借入できても、必要な時期に間に合わなければ意味がありません。

借入方法の違いにより、いつまでに借りることができるのかも大きく異なります。状況に応じた適切な借入方法を選択する意味でも、「いつまで」をはっきりさせて行動するようにしましょう。

借りる前に必ず返済計画を立てる

金融機関からの借入に限らず、例えば「人から借りる」場合でも、借入前には必ず返済計画を立てることが大切です。もし返済できない状況に陥ると、以後の人生にも大きな悪影響を与えることになります。「人から借りた」場合においても、せっかく築き上げてきた信頼関係が一気に崩れ去ることになりかねません。

返済計画の立て方としては、「収支状況の確認」→「返済シミュレーション」が基本的な流れとなります。まずは月単位で収入・支出状況を確認して、収支が「プラス」の金額範囲内で返済できる借入を利用しなければいけません。

また収支確認では「一時期の収入」ではなく「定期的収入」を元に換算しなければいけません。仮に「その一時期収入がなければ収支がマイナス」という状況では、借りたお金を返済していくのは不可能となります。

収支状況からプラスの範囲を確認できれば、金融機関公式ホームページの「返済シミュレーション」で、毎月の元金+利息の返済額が、収支の「プラス」範囲内であるような借入を検討討していく必要があります。同じ借入額でも返済期間を延ばしていけば毎月の返済額自体を抑えることはできますが、その分最終的な利息負担額は大きくなりますので、現状とのンバランスを考えておく必要もあります。

いずれにしても、自分の収支状況から確実に返済できることを確認して、返済可能な範囲で借入することが重要です。

当サイトの「過去5年間にお金を借りたことがある方200名」アンケート(前述)によると、「借入に際し、返済計画を立てましたか?」という質問に対し「ある程度立てた」「詳細に立てた」方が4分の3以上となりました。お金を借りる際に返済計画は必須ですので、安心した回答結果となっています。

借入に際し、返済計画を立てましたか?
返済計画の有無人数
ある程度立てた119
詳細に立てた 38
立てなかった43

闇金や個人間融資には絶対に乗らない

お金に困っている状態で、以下のような宣伝を掲げている金融業者は、非常に魅力的に感じます。

「審査なしでお貸しします」

「他社で断られてもOK」

「ブラックでも即融資可能」

このような業者は、いわゆる「闇金」と呼ばれる違法業者です。

貸金業法13条には、申込者の返済能力を調査する義務が明記されており、「審査なし」で融資する正規業者はあり得ません。

(返済能力の調査)
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。

引用元:e-GOV法令検索:貸金業法第13条「返済能力の調査」

また同法16条ではローン商品の内容や審査に関して誤解を招く表現も禁止されています。

(誇大広告の禁止等)
第十六条 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
2 前項に定めるもののほか、貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、次に掲げる表示又は説明をしてはならない。
一 資金需要者等を誘引することを目的とした特定の商品を当該貸金業者の中心的な商品であると誤解させるような表示又は説明
二 他の貸金業者の利用者又は返済能力がない者を対象として勧誘する旨の表示又は説明
三 借入れが容易であることを過度に強調することにより、資金需要者等の借入意欲をそそるような表示又は説明
四 公的な年金、手当等の受給者の借入意欲をそそるような表示又は説明
五 貸付けの利率以外の利率を貸付けの利率と誤解させるような表示又は説明
六 前各号に掲げるもののほか、資金需要者等の利益の保護に欠けるおそれがある表示又は説明として内閣府令で定めるもの

引用元:e-GOV法令検索:貸金業法第16条「誇大広告の禁止等」

すなわち先のような宣伝を掲げる金融業者は、貸金業法を順守しない違法業者、つまり「闇金」で、融資を受けることができる代わりに、法外な手数料や利息を請求される危険が高い業者なのです。

一時的には急場を凌げるかもしれませんが、仮に完済したとしても追加融資を強引に迫ってきて、抜け出せなくなってしまいます。被害を防ぐには最初から関係を持たないことが重要です。

最近では「SNS」を通じた「個人間融資」の被害も深刻です。貸金業を営むには金融業の認可を受ける必要があるのですが、個人間で高利の融資を行う方に対して認可を認めるわけがありません。

「困っている人にお金を貸します」というような「掲示板」の誘いに乗ってしまうと、悪質な事件に巻き込まれる可能性や、強引に犯罪の手助けをさせられる危険もあります。

お金に困っても、必ず解決策はあります。甘い話には、決して乗らないように注意しておきましょう。

お金を借りた後に注意するべき4つのポイント

お金を借りた後に注意するべき4つのポイント

お金に困って借りなければいけない場面では、いろいろ考えを巡らしたり、細かく情報を集めたりと、かなり気をつかうはずです。しかし一度借りてしまい危機的状況を乗り越えると、気のゆるみも生じてしまいます。

お金を借りた後でも、次に挙げるような事柄に注意しつつ、決して気を緩めることのないようにしておきたいものです。

返済は確実に行い、延滞を発生させない

お金を借りる上で一番大切なことは、「しっかり返済する」ということではないでしょうか。金融機関からの借入で返済遅延を発生させると、以後の追加借入が利用できなくなるだけでなく、個人信用情報に傷がつくことで、他の金融機関からの借入が困難になります。

一度借りることができ、いったん急場をしのぐことができたとしても、再度お金を借りなければいけないこともあり得ます。そのような時に借入できないとなると大変です。

担保を差し入れしている場合には、返済不能に陥ると、その担保を失うことになります。仮に自宅を担保としていた場合には、今後の生活にも大きな悪影響を与えることにもなるでしょう。保証人付きの融資でも、自分が返済できなければ、せっかくあなたを信用して保証人になってくれた方に対して、多大な迷惑をかけることになります。

そうならないためにも、前述の通り、念密な返済計画を立ててしっかり返済していきましょう。

余裕があるときは追加返済を検討し、早めの完済を目指す

収入状況に余裕がある時には、追加返済を行うことで、最終的に利息の支払い負担を減らすことができます。早めに完済すれば、それだけ精神的にも楽になるはずです。

借入残高が残っているうちは、ボーナスなどの臨時収入は、なるべく追加返済に回すことを検討してみましょう。無理は禁物ですが「余裕の範囲内で」追加返済を上手に活用していきたいものです。

返済はなるべく手数料のかからない方法で行う

借入前に考えてほしい項目でもありますが、返済時にはなるべく手数料のかからない方法を選択できるようにしておくのが望ましいです。

金融機関からの借入で、一番最適な返済方法は「口座引き落とし」です。口座残高にさえ気を付けておけば返済日に自動的に返済されます。手数料も発生せず、返済日にわざわざ手続きする必要もありません。

「ATM」による返済では、「提携ATM利用手数料無料」なら問題ないように感じます。ただしわざわざATMまで訪問しなければいけない手間も考慮すべきです。また取引時間によりATM利用手数料が発生することもあります。わずか数百円の負担でも、借りたお金の返済に別途余計な費用負担をかけるのは望ましくありません。

「口座振込」では、一般的に口座振込手数料の負担が発生します。こちらも1回の負担はわずかですが、何度も返済していくとその負担額は無視できないものになります。

もし返済できないようなら、早めに相談する

どうしても返済できない状況になった場合は、なるべく早めに、できるだけ延滞を発生させる前に、窓口担当者に相談するようにしましょう。返済できない理由を説明して、今後の対応を一緒に検討してもらいます。場合によっては、一定期間、支払額の軽減や利息のみの支払いといった、返済軽減策を講じてもらうこともできるでしょう。

ただ漠然と「返済できないのでどうかして下さい」といった状態では、対応先も検討できません。なぜ返済できないのか、今後どのように返済していくのか、この期間だけ軽減してもらえれば何とかなる、という状況について資料を添えて相談することで、担当者への信用を与えることもできます。

一番いけないのは、放置しておくことです。延滞利息がかさんでいくだけでなく、長期延滞になると、金融機関側は債権回収のために、収入差押え、資産の強制処分といった法的処置を講じざるを得なくなります。

いくら逃げても必ず追跡されますので、借入した以上、きちんと最後まで責任をもって対処しましょう。

【まとめ】自分に合った最適な借入方法を選択することで、上手に借入を利用していこう

本コラムでは、お金が足りなくなった場合の借入方法について説明してきました。筆者はいくつかの借入方法のうち、手軽さやスピードを要求するなら「大手消費者金融」。金利の低さを要求するなら「銀行カードローン」は最も適した借入方法と考えます。

もちろん本コラムでご紹介した以外にも、様々なお金を借りる方法があります。大切なのは「自分の状況に応じた借入方法を選択する」ということです。どの方法が適しているのか判断に迷う時には、一人で迷わずに、身近な方や、普段取引している金融機関の担当者などに相談してみましょう。お金に関する相談はなかなかしにくいものですが、自分では考えつかなかったナイスアイデアを提案してもらえるかもしれません。

冒頭で述べたように、お金を借りることは「絶対悪」ではありません。借入を上手に利用することで、豊かな生活をおくることも可能です。

ぜひとも上手に借入を利用していってもらいたいものです。

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